北海道に生息していて絶滅危惧種のシマフクロウ。
そんなシマフクロウはいったいどのような生態なのでしょうか!?
夜行性!?魚食性!?繁殖について詳しくお話します。
実はシマフクロウは絶滅危惧種として指定されれていました。
天然記念物とも呼ばれるシマフクロウがなぜ絶滅危惧種と言われているのか!?
そこには“ある”原因があったのです。
今回はそんなシマフクロウの生態だけでなく、シマフクロウがなぜ絶滅危惧種と呼ばれるのか!?
その実態に迫りたいと思います。
シマフクロウの生態って!?
シマフクロウは“フクロウ”と呼ばれる鳥の一種です。
だいたい昼間は動くことがなく木の上で休んでいます。
生活は川にいる魚を見つけ捕食するのですが、暗闇では魚を探すことができないため魚が見える時間帯や場所をチョイスして行動すると言う習性を持っています。
特に朝が明ける頃や、夕方の薄明かりの時間帯に活発に動き回るようです。
先ほど魚を捕食すると言いましたが、他にもカエルやサンショウウオ、ザリガニだけでなく小型哺乳類のヤチネズミやトリガネズミ、カモを捕食します。
ただ絶滅危惧種として指定されるシマフクロウの繁殖については“環境問題”が大きく関わっていました。
この環境問題は、シマフクロウの生活の拠点である自然木の樹洞に影響を与えるだけでなく、シマフクロウの餌である魚などが少ないことに大きく関係しています。
シマフクロウの個体数は!?
絶滅危惧種のシマフクロウは現在北海道に約140羽ほどしか生息していないと言われています。
そんなシマフクロウを守るプロジェクトが2009年に発足されました。
これはシマフクロウが生息する“広葉樹の森づくりを進める”という企画です。
これは個人や法人の方々にご協賛いただきながら行うものとなっています。
具体的には2009年に約20ha(20ヘクタール、平方200000)の除間伐と呼ばれる、森林の木竹を伐り(きり)倒し、丸太を生産すること行いました。
今後どうなるか、しっかり見守りたいですね。
まとめ
絶滅危惧種シマフクロウの生態について詳しくお話ししましたがいかがでしたか!?
そんな絶滅危惧種シマフクロウがなぜ天然記念物と呼ばれるかがわかったと思います。
しっかり見守りましょう。