皆さんはジュゴンという生き物をご存じですか?
テレビなどで1度は見たことがある方も多いのではないでしょうか?
ジュゴンの名前の由来は何からきているのでしょうか?
また、英語の発音はどのような感じになるのでしょうか?
気になりましたので調べてみました。
ジュゴンの名前の由来は?
ジュゴンという名前は、フィリピンで使われているタガログ語が由来と言われており、「海の貴婦人」という意味があるそうです。
やはり人魚をイメージさせるような名前なんですね。
日本でも古くから沖縄でジュゴンは見られていたようで、南西諸島では「ザン」「ザンノイオ」「ザンノイヨ」「ザンノイユ」「アカンガイユ」などの名前が、宮古列島では「ヨナタマ」「ヨナイタマ」などの名前が、西表島で「ザノ」、新城島で「ザヌ」という名前で呼ばれていたそうです。
漁師の間では「アカンガイユ」と呼ばれることが多かったようで、アカンガイユは赤ちゃんの魚、という意味があるようです。
これは、鳴き声が赤ちゃんに似ているという伝説からきているそうです。
ちなみにジュゴンは漢字で書くと「儒艮」となるそうです。
この漢字に特に意味はないようで、ただの当て字になるそうですよ。
ジュゴンの英語の発音は?
ジュゴンは英語で「dugong」となります。
発音は「ドゥーゴン」といった感じになるようです。
マレー語の「duyung」がフィリピンで使われているタガログ語経由で入ったものだそうです。
また、「sea cow」と呼ばれることもあるようです。
大きな体で水草を食む姿は、まるで海の牛、そのものですよね。
ジュゴンの肉の味は牛の肉に似ているともいわれているそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
ここではジュゴンの名前の由来や英語の発音についてご紹介しました。
ジュゴンは英語でも「ジュゴン」に近い発音、「ドゥーゴン」といった感じになるようですね。
日本でもいろいろな名前で呼ばれていたジュゴンですが、海の貴婦人よりも海の牛、と言う方がしっくりくるのは私だけでしょうか?