小動物の中でも大人気のチンチラ。
毛がふわふわで仕草もかわいらしく多くの人に愛されています。
そんなチンチラを飼育していると、ケージを噛んでいる姿を見ることがあります。
ここでは、チンチラがなぜケージを噛むのか、その原因と対策方法について、詳しく説明していきたいと思います。
チンチラがケージをかじる原因と対策
チンチラの歯の数は、全部で20本ですが、永遠に伸び続けます。
そのため、ケージ内にある木製品をかじって、歯が伸び過ぎるのを自分で防いでいるのです。
しかし、ケージ内に十分に噛むものがない場合、ケージを噛むことがあるようです。
チンチラは、夜行性なので、昼間は寝て、夜になると活動するので、夜間にケージを噛む音が響いてしまいます。
対策としては、かじり木やかみ石をきちんと用意することです。
かじり木は、下に置くと尿をかけてしまい不衛生になるので、できるだけ上から吊るすようにしましょう。
かみ石は、歯の伸び過ぎを予防してくれる上、チンチラが噛んで遊ぶこともできます。
かみ石は、床にそのまま置くか、ケージに取り付けることができるタイプがあります。
石の中に針金が埋め込まれており、その針金をケージに巻いて使うもの、また、石に穴が開いており針金を通してケージにつり下げるものなど、様々です。
ほかにも、わらなどで作られたひも状のものやリング状のものなど、チンチラがかじるためのものはたくさん販売されています。
噛むということは、チンチラにとってはとても楽しく、ストレス発散にもなります。
犬と同じですね。
ケージを噛むのではなく、噛めるものがある環境を作ってあげたいですね。
まとめ
チンチラは、噛むことで、歯の伸び過ぎを予防したり、ストレス発散をしたりしていることがわかりました。
今まで全く噛む癖がなかったチンチラが、突然、ケージを噛み出すときがありますが、この場合は要注意です。
環境にストレスを感じている場合があります。
また、発情期の際にも噛み癖が見られる場合があるようです。
注意深く観察してあげ、できるだけストレスのない生活をさせてあげましょう。