日本には生息していないアフリカゾウは、昔から日本人に親しまれ、アニメーションのキャラクターや絵本にもたくさん登場してきます。
現在、国内には動物園がたくさんありますが、アフリカゾウを見ることができる動物園はどこでしょう。
紹介したいと思います。
アフリカゾウが見られる日本の動物園
・東北地方
福島県:野生の王国 東北サファリパーク
岩手県:盛岡市動物公園
秋田県:大森山動物園
宮城県:セルコホーム ズーパラダイス八木山
・関東地方
千葉県:市原ぞうの国
東京都:多摩動物公園
埼玉県:東武動物公園
・甲信越・北陸・東海地方
静岡県:富士サファリパーク
静岡県:伊豆アニマルキングダム
愛知県:東山動物園
・近畿地方
和歌山県:南紀白浜アドベンチャーワールド
兵庫県:姫路セントラルパーク
・中国地方
広島県:安佐動物公園
山口県:秋吉台自然動物公園 サファリランド
・四国地方
香川県:白鳥(シロトリ)どうぶつ園
愛媛県:とべ動物園
・九州・沖縄地方
熊本県:熊本市動植物公園
日本でアフリカゾウが見られる動物園は、もともと「アフリカゾウがいなくなってしまった動物園」と「アフリカゾウの展示をやめや動物園」を合わせた数だけあった様です。
今、アフリカゾウが減りつつあるのは、それぞれの動物園の個体の高齢化が進んだせいでもある様ですが、繁殖がほとんどできないことも影響している様です。
アフリカゾウがいなくなってしまった動物園
・関東地方
栃木県:那須サファリパーク
群馬県:群馬サファリパーク
・中国、四国地方
広島県:周南市徳山動物園
香川県:ニューレオマワールド
・九州地方
大分県:山地獄動物園
大分県:九州自然動物公園アフリカンサファリ
アフリカゾウがいなくなってしまった理由は、「個体の高齢化(寿命を迎える)」や「繁殖の難しさ(生まれて間もなく命を落とすなど)」のほかに、県をまたいでのペアリングのから繁殖につなげたい研究者の思い(行動)などからだともいわれています。
アフリカゾウの展示を止めた動物園
・北海道
釧路市動物園
旭川市旭山動物園
札幌市円山動物園
・関東地方
神奈川県:小田原動物園
群馬県:桐生が岡動物園
東京都:井の頭自然文化園
・近畿地方
大阪府:天王寺動物園
・中国地方
岡山県:池田動物園
・九州地方
福岡県:大牟田市動物園
長崎県:九十九島動植物園
アフリカゾウの展示をやむなく止めてしまった理由は、「アフリカゾウの生態に配慮」、「生息地の保護活動の向上」、「個体の高齢化」などで、既存の個体は、ほかの動物園に移動させたり、個体が寿命を迎えたのを機に次世代の個体を迎えないなどと決めた様です。
まとめ
調べて分かったことの1つには、「アフリカゾウの展示動物園よりもアジアゾウの展示動物園の方が多い」ということでした。
さらに、アフリカゾウの飼育は思っている以上に難しく、その生態から「1頭飼育反対運動=ゾウの1頭飼育は寿命を縮めるという考え方」などが起こっていることも分かりました。
それに加えて生息地では、個体の保護活動が盛んになり、国外への輸出が難しくなってきている様です。
国内の動物園では、個体を取り巻く様々な状況に配慮して、アフリカゾウの展示の取りやめが増えてきていることも分かりました。
アフリカゾウを見たい(会いたい)と思ったら、その動物園に問い合わせることをおすすめします。
「昔は、あそこにいた」などの情報は、「今は昔」ということも分かりましたから・・・。