皆さんは世界の三大珍獣というのをご存知でしょうか?
ジャイアントパンダ、コビトカバ、オカピが世界の三大珍獣です。
今回はその中でも生きた化石と言われるオカピをすこし見て行きましょう。
オカピはなぜオカピという名前がついたのか、調べていきたいと思います。
オカピの名前の由来
オカピはコンゴ民主共和国に生息しています。
少し前まではウガンダにも生息していたようですが、ウガンダのオカピは絶滅されたと言われています。
オカピの名前の由来はコンゴ先住民族であるピグミー族が「森の馬」を意味する「オカピ」という言葉が名前の由来とされています。
オカピの英語の意味
英語でもオカピはオカピです。
スペルはOkapiです。
英和辞典にはGiraffeに似るがそれより小さいと注釈が付いていますが、実際の容姿はキリンとは似ても似つかぬ姿をしています。
体の大きさは頭から胴の長さが190cm~250cm、肩の高さが150cm~200cm、体重が200kg~250kg、体系的には馬に似ていて胴体は黒褐色からやや明るい茶色、四肢にはシマウマの様な白と黒褐色の横縞模様があるのが特徴で、特に後ろ脚にこの横縞模様が顕著にあらわれます。
これはオカピが生息する森林での保護色の役割を果たし、同種間の目印にもなっていると考えられます。
体型や毛皮の模様からシマウマの仲間だと思われがちですが、オカピはキリンの仲間です。
その証拠にキリンと同じ偶蹄目の動物の特徴として2つに別れた蹄、頭には毛皮に覆われた2本の角がある、青白く耳まで届く舌を持っている、反芻して物を食べることがあげられます。
オカピはキリンの祖先に近い動物だということがわかっていて、生きた化石とも呼ばれています。
森林で暮らしていたオカピの仲間から草原に適応したものが現れキリンに進化していったと考えられています。
まとめ
オカピという名前は先住民族のピグミー族の言葉でしたね。
意味は「森の馬」でした。
確かに外見は馬に似ていますし、模様もシマウマに似ているのでピグミー族が馬と思ってしまうかも知れませんね。
しかし実際はオカピはキリンの仲間でした。
オカピとキリンが同じ仲間だとしったらピグミー族も驚くかもしれませんね。