皆さんは日本の淡水魚で最大の種類をご存じですか?

日本で最大の淡水魚はイトウという魚で、その大きさは、最大のもので210cmもの記録が残っているほどだそうです。

人よりも大きな淡水魚が日本にいることに驚きですね。

ではこのイトウはどこにいるのでしょうか?

ここではイトウの生息地についてご紹介します。

日本で最大の淡水魚、イトウの生息地は?

イトウ 生息地

イトウは生息している場所がかなり限られているようで、現在生息している場所は日本では北海道の空知川源流や猿払村猿払川、天塩川水系、十勝川水系、別寒辺牛川を含む釧路根室地方、斜里町斜里川、幌加内町朱鞠内湖などの11水系になります。

国内の生息南限は尻別川と言われていますが、ここのイトウは絶滅してしまうだろうと言われているそうです。

また、これ以外にも国外でカラフト・千島南部に生息していると言われているそうです。

また、イトウはサケと同じように降海性のある種類で、北海道の個体はほとんどが汽水域までしか出ませんが、まれに漁師の定置網に入るものも見られるそうです。

以前は北海道全域の42水系、青森県の2水系、岩手県の1水系で生息が記録されていたようですが、河川の開発とともに姿を消してしまったようです。

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イトウは北海道の地名にもなっている?

北海道内にはイトウにちなんだ地名があるそうです。

イトウは日本語ですが、アイヌ語でイトウのことをチライ、トシリ、オビラメなどと呼んでいたそうです。

この「チライ」が含まれる地名はほぼイトウにちなむものになるそうで、猿払村の知来別(ちらいべつ)は、今でも国内最大級のイトウの生息地になります。

地名だけでなく、北海道にはイトウにちなんだ伝説もいくつか残されているそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

ここではイトウの生息地についてご紹介しました。

イトウは生息地が限られており、さらにはその巨大さから、釣り人の間では「幻の魚」と言われているそうです。

地名にまでなってしまう魚、一度泳いでいる姿を見てみたいですね。

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