極東地域に生息していると言われている絶滅危惧種シマフクロウ。
そんなシマフクロウは日本ではどこに生息しているのでしょうか!?
「そんなの北海道でしょ!?」「東北地方とか!?」
はい。ズバリ、シマフクロウは北海道や北方領土に生息しています。
世界最大級のフクロウと言われており、体長は70cmほどですがなんと翼を広げると約180cmになるという特徴を持っています。
そんなシマフクロウの詳しい生息地や生息数についてご紹介していきます。
シマフクロウの生息地ってどこ!?
シマフクロウは狭い分布域ですが極東地域に生息していると言われています。
極東(きょくとう)とは、東アジアや東北アジア、東南アジアの一部を指します。
そんな特徴を持っているシマフクロウは日本では前述したとおり、北海道の知床半島、20世紀初頭までは北海道全域で生息していました。
しかし、森林伐採や河川改修、砂防ダム建設等により現在のシマフクロウの生息地は北海道東部である知床、根室、日高地域などでしか観測することができなくなってしまいました。
シマフクロウって何を食べて生活しているの!?
絶滅危惧種シマフクロウは魚食性です。
カジカ、ドジョウ、ヤツメなどの魚類が主食ですが、カエルやザリガニ、サンショウウオなどの両生類や甲殻類も捕食し、時にはヤチネズミ、トガリネズミなどの小型哺乳類だけでなく鳥類であるカモまで食べてしまうと言われています。
動画投稿サイトで見ましたが魚を捕食する際の行動は見事です。
絶滅危惧種のシマフクロウの生息数は!?
絶滅危惧種であるシマフクロウの生息数はおよそ140羽と言われています。
シマフクロウは絶滅危惧種の中でも、最も絶滅する恐れがあるという絶滅危惧IA類に指定されているほどです。
140羽の約半数は北海道の知床地域に生息していると言われています。
これは知床地域が良好な自然環境が保全されていることが大きく関わっているのです。
なのでこのような傾向からシマフクロウの生息を保全するためのプロジェクトが立ち上げられました。
まとめ
絶滅危惧種であるシマフクロウの生息地や生息数、またはシマフクロウの生態についてお話しましたがいかがでしたか!?
絶滅危惧種であるシマフクロウの生息を保全するプロジェクトが上手く進むことを祈りましょう。