ふだん、その元気の良さで体調不良がわからないチンチラですが、わかることもあります。
それは動作の異変です。
いつもと違う体の使い方や、動きがあるならば骨折している可能性があります。
詳しくご紹介いたします。
チンチラ の骨折、その症状と自然治癒について
元気は元気なんだけれど、なんか変な動作をしていると思ったことはないですか。
くしゃみはしてないし、脱毛でもない、動きが変だというなら骨折かもしれません。
その症状は元気なのに何かぎこちない動きです。
前足や後ろ足ならばビッコ引くなどでわかるのですが、他の場所は確かめにくいです。
手のひらに乗ることが出来たり、抱っこが大丈夫なら、慎重に体を触ってみましょう。
ビクっとしたり、嫌がる仕草があるようなら骨に異常があるかもしれません。
念のためにかかりつけのお医者さまへ。
骨折や他の病気かどうかを含め、診察していただきましょう。
骨折したなら、その原因は?
原因はいろいろ考えられますが、一番の原因は元気の良さです。
チンチラはその容姿に似合わず俊敏です。
勢いよく動き回るために周りによくぶつかっていきます。
次にケージが考えられます。
ケージの金網で足をひねったり、ステージの段差など足に負荷がかかって折れたりします。
また、多頭で飼育している場合、仲良くしていたのに次の瞬間にはケンカしています。
ケンカが激しいと骨折させられることもあるのです。
治療は手術?それとも自然治癒?
診断の結果、骨折だった場合にはどういう治療をするのでしょうか。
前足や後ろ足の場合、抗生剤の投与をして自然治癒にまかせることがほとんどです。
手術をすることがベストかもしれませんが、費用も高額であり成功率もよくありません。
チンチラが生活するのに支障はきたしませんから、自然治癒にまかせましょう。
まとめ
チンチラの骨折はその仕草に現れたりします。
元気に動いてはいますが、足などを折っている場合は片足を浮かせているなどをします。
痛みを仕草にあまり出さないために見過ごしがちですが、念の為動物病院に行きましょう。
普通に生活している分には重度の骨折はありえません。
治療はチンチラへの肉体的負担を考えて、お薬と自然治癒で対処するのがよいでしょう。
なお、再発防止のためにもチンチラの住居環境を見直す必要があります。