ペットとしても人気な、かわいいチンチラ。
チンチラは、比較的丈夫な動物なので、しっかりと適切な飼育方法で飼うと、基本的には病気にはなりにくいと言われています。
しかし病気にならないわけではなく、病気にかかってしまう場合もあります。
特に、チャームポイントでもあるふさふさの毛が抜け落ちることがあります。
一体どんな病気なのか、詳しく説明していきたいと思います。
チンチラの毛が抜け落ちるのは病気?
チンチラの病気で、特に多く聞かれるのが、「脱毛症」などの皮膚疾患です。
野生のチンチラの場合、砂浴びによって、毛の状態を維持するので、比較的健康でいられます。
しかし、飼育下にあると、砂浴びをさせないことが原因で、その結果、毛が汚れてしまい、皮膚疾患を起こしやすくするのです。
高温多湿の環境も皮膚疾患にはよくありません。
直射日光は避け、室温、湿度ともに適切に保つようにしましょう。
チンチラの毛が抜けるのは注意!
チンチラは、一部の毛、もしく数か所の毛が抜け落ち、地肌が見えてしまう状態になることがあります。
原因は、主にストレスや栄養不足だと言われています。
チンチラはとても繊細なので、環境が変わってしまうだけで、このように体調不良になりやすいのです。
ストレスにならないように、飼育環境を整えることが重要です。
また餌にも気を配りましょう。
栄養が偏っていないかなど、食生活を見直す必要もあります。
症状が改善されない場合は、獣医にみてもらいましょう。
まとめ
チンチラは毛が抜け替わる時期があるので、皮膚疾患による脱毛症と毛の抜け替わりを間違えることがあるようです。
特に、子どものチンチラは3か月ごとに一度毛が抜け替わります。
大人になっても、毛の抜け替わりはあるようで、春か秋に抜け替わると言われています。
注意して見守りましょう。
皮膚疾患の多くは、高温、多湿、不衛生な環境やストレスなどが要因として考えられているので、なるべく環境を整えてあげることが重要といえそうです。