最近、注目を浴びてきている小動物のチンチラ。
飼っているチンチラがいきなり餌を食べなくなってしまったら、とっても心配になりますよね。
私たち人間でも、同じです。
餌を食べないことは非常に危険です。
体は弱ってしまい、栄養失調になり亡くなってしまうことだってあり得るのです。
そこで飼い主の手が必要なのです。
飼い主の手を借りて、栄養補給をすることを「強制給餌」と言います。
これがかなり効果的だと言われています!
食べられないのに無理やり餌を与えるわけではありません。
ご安心ください。
ここでは「強制給餌」の方法や、強制給餌の際どれくらいの量を与えれば良いか、解説していきます!
強制給餌の方法
強制給餌の方法について、覚えていきましょう!
そもそも餌が食べられなくなってしまう原因は、環境等のストレスや不正咬合という歯の噛み合わせが悪くなっている状態の場合が多いと言われています。
デリケートな生き物です。
強制給餌には「シリンジ」と呼ばれる針のついていない注射器を使用します。
果物や副食のペレット、流動栄養食などを水やお湯で溶かし、チンチラに直接飲ませます。
チモシーを粉にしたものも販売されているので、これを溶かしてあげるのもオススメです。
固形物を食べることができない状態ですので、必ず、水やお湯に溶けるものにしてあげないといけないのです。
そして、食べやすい温度環境であるかどうかの確認も必要です。
しかし、思うように食べてくれないことが多いので苦労されるかと思います。
生命維持に関わるので、めげずに与えてあげてください。
試行錯誤しながら、チンチラの好みの味を見つけてあげることが大切ですね。
チンチラ 強制給餌の量
次に、チンチラに強制給餌する際の量についてです。
実は、決まっていません。
チンチラが食べる量に合わせてあげて大丈夫です。
一度の食事が少ないなら、何回も与えるなど工夫が必要ですね。
ちなみに、1日に10mm以上の流動食を食べられたなら、もう十分だと言えるでしょう。
餌が食べにくい状態になっているので、健康体ではないことは忘れないでくださいね。
どうしても食べたくないサインをしているとき(口を開けないなど)は控えてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分が飼っているチンチラが餌を全く食べられなかったらとても悲しいことです。
そんなときに行う、「強制給餌」について解説いたしました。
ぜひ参考にしていただければと思います。
うまく食べてくれないことが多いかもしれませんが、チンチラが元気になるために、根気よく接していきましょう!