愛らしい見た目から動物園でも人気のあるエリマキキツネザル。
エリマキキツネザルはキツネザルの仲間で、キツネザルの中でもっとも体が大きくがっしりとした姿が特徴的です。
その大きさから、動物園のサルコーナーでもひと際目立った存在ですが、実は絶滅危惧種に指定されているんです。
野生のエリマキキツネザルは1000頭もいないそうで、数少ない貴重なサルなんです。
そんなエリマキキツネザルですが、果たしてどのような鳴き方をするのでしょうか?
動物園ではちょくちょく見かけるエリマキキツネザルですが、エリマキキツネザルの鳴き声を聞いたことがある人はそう多くもないはずです。
そんな方のために、今回はエリマキキツネザルの鳴き声について、またどうして鳴くのかについて詳しく説明していきたいと思います。
気になるエリマキキツネザルの鳴き声は?
全長55cmとサルの中では少し大きめの身体を持つこともあり、非常に騒々しい鳴き声を発します。
私たち人からすると耳に障るような声色です。
また突如として大きな声で鳴くのも特徴で、動物園ではひと際目立った鳴き声です。
そもそも何故鳴くの?
エリマキキツネザルがなく理由は二つだと考えられています。
鳴き声に関しては様々な議論がなされていますが、一つは自分の縄張りを主張するためのものだと考えられています。
私たちが動物園で檻の近くに近づくと鳴くのも、そういった縄張り意識からなのかもしれません。
二つ目は、サル同士の意思疎通のためだと考えられています。
騒々しい鳴き声をしているので、一見恐怖感を憶えますが、喧嘩や挑発のために鳴いているわけではないんです。
ただ、驚いた時には鳴くようです。
なんだか可愛らしく思えます。
まとめ
今回はエリマキキツネザルの鳴き声について紹介してきました。
初めて聞いた方はその鳴き声に驚くかもしれませんが、決して怒っているわけではないんです。
意思疎通をとるため、と考えれば騒々しい鳴き声も可愛く聞こえてきますよね。
動物園で観賞する機会があれば、是非エリマキキツネザルの声に耳を澄ませて聞いてみてくださいね。