長い耳と銀灰色の体毛が特徴のチンチラ。
ペットとしても人気が高く、その愛らしい姿は見る人の心を癒してくれます。
そんなチンチラですが、実はとてもデリケートな生き物なんです。
『ご自宅のチンチラの耳が急に真っ赤になっていた』なんて経験はありますか?
もしかしたらそれは病気の前兆なのかもしれません。
今回はチンチラの耳が赤くなってしまう原因と病気に繋がってしまう危険性、そしてその対策についてお伝えさせて頂きたいと思います。
チンチラの耳が赤い時の原因と症状について
チンチラの耳が赤くなる原因はたくさんありますが、まず、一番多い原因としては、チンチラの体温が高くなっていることです。
多くのペットはビタミンDの形成のために日光浴は必須ですが、チンチラは夜行性のため基本的には日光浴は不要です。
太陽の光を浴び続けることで体調が悪くなることはありませんが、体温が上がりすぎたために脱水症状や熱中症になってしまう危険性もありますので、十分注意しましょう。
ちなみにチンチラの中には太陽の光に当たるのが好きな子もいます。
適度な日光浴でしたら、むしろストレス解消になって体に良いかもしれませんね。
また、耳が赤いだけならまず病気の危険性はありませんが、もし耳が乾燥してカサカサになってしまっていた場合は、チンチラの衛生状態に問題がある可能性があります。
もともとデリケートなチンチラですが、その耳はとくにデリケートに出来ていて、ダニや細かい汚れが付着してしまうとすぐに体に影響があらわれてしまいます。
チンチラはもともとダニの付きにくい生き物ですが、湿気の多い時期には床材などで繁殖したダニが耳に付着してしまうこともあるので、特に梅雨入りしたら注意した方が良さそうですね。
まとめ
以上、チンチラの耳が赤い原因とその症状についてお伝えさせて頂きました。
チンチラの耳はとてもデリケートです。
もし上記のような症状があらわれてしまった場合、しっかり注意して大きな病気にかからないようケアしてあげましょう。
また、耳の赤みがひかない場合は、室温が高すぎる可能性がありますので、一時的に日陰に連れて行ってあげるのも良いかもしれません。