皆さんの飼っているチンチラは病気になったことはありますか?

チンチラは非常にデリケートな生き物ですので様々な病気にもかかりやすいです。

そんな病気の中でも特に命に関わる恐ろしい病気が肺炎です。

そして肺炎の一番厄介な点は、風邪が悪化して起こってしまう場合が多いことです。

ただの風邪かと思い、対処が遅れてしまった結果肺炎になっていた、なんてことも珍しくありません。

今回はどうしたら肺炎を未然に防ぐことが出来るのか。

また肺炎になってしまった時の症状について調べてみました。

肺炎の症状と予防

チンチラ 肺炎 症状

まず肺炎のもととなる、風邪の原因と症状についてです。

チンチラは風邪をひくと鼻水や鼻づまりを起こし、鼻を頻繁に掻いたり、犬の鳴き声にも似たようなくしゃみをするようになります。

更に鼻が詰まっているため呼吸も荒くなります。

風邪にかかる原因は、寒さや湿度、ストレスなどが主です。

チンチラは基本的には寒さに強い生き物ですが、室温が15℃を下回ってしまった場合は風邪をひくこともあります。

湿度に関しては60%以下が望ましいです。

通常の風邪ならすぐに治りますが、体が弱っていたり、まだ生後間もない場合は肺炎になる前に治療してあげることが必要です。

そして迅速な対応が取れるよう、事前にチンチラを診療してもらえる病院を探しておくことが必要です。

Sponsored Link

肺炎は風邪以外に、細菌から起こることもあります。

チンチラはパスツレラという細菌によってくしゃみや鼻水が頻繁に出るようになり、更に進行すると結膜炎や中耳炎、更に肺炎を併発してしまいます

この細菌は感染力が強いため、隔離治療が必須です。

チンチラを複数等飼っている方は、上記のような初期症状が出た場合はすぐに病院に連れて行きましょう。

このパスツレラ菌は高湿度が原因で感染する事が多いため、チンチラを飼う際は、湿度の管理を徹底しましょう。

まとめ

今回は肺炎の症状と予防法についてまとめさせて頂きました。

肺炎は恐ろしい病気ですが、エアコンと除湿機さえあれば防ぐことは十分に可能です。

チンチラに適切な温度と湿度を守り、可愛いチンチラと楽しい時間を過ごしましょう。

Sponsored Link