できることなら、かっこいいチーターをペットにしたいと考えたことのある人も、いるのではないでしょうか。
では、チーターはいったいどうしたら飼えるのでしょう?
今回は、チーターをペットとして飼う場合にどういったことが必要なのかご紹介します。
チーターはペットとして飼える?許可は??
チーターなど人に危害を加える恐れのある危険な動物は、特定動物として指定されています。
特定動物を飼う場合には、動物種・飼養施設ごとに都道府県知事又は政令市の長の許可が必要です。
また、飼養施設の構造や保管方法についての基準を守らなくてはなりません。
引用:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/danger.html
守るべき基準とは、動物が脱走しないような構造の施設で飼育することや、定期的に施設の点検を行うこと、第三者が動物に接触できないようにすること、特定動物を飼育している旨を標識で明示すること、マイクロチップなどを用いて個体識別を可能にすること、などです。
申請時には手数料がかかり、有効期間は、5年を超えない範囲で各自治体によって異なります。
基準を守らなかった場合、許可の取り消しや、6か月以下の懲役、100万円以下の罰金が課せられることもあるので、特定動物を飼おうとしている方は注意が必要です。
チーターをペットにしたい!その値段は?
チーターは、犬や猫などペットショップで買える動物と違い、ワシントン条約で取引が規制されている種です。
そのため、市場には出回っておらず、正確な値段はわかりませんでした。
海外の富裕層の間では、チーターを飼うことがステータスになっているようです。
あるサイトで紹介されていたチーターを飼っているという人は、アフリカから違法に密輸入している業者を通じ、約3,000ドルで購入したそうです。
日本円にすると、26万円くらいですね!?
チーターの赤ちゃんの値段
チーターの赤ちゃんは、過去10年の間に1200頭も密輸されています。
1頭につき最大10000ドル(約115万円)で取引されることもあるそうです。
まとめ
チーターを飼うときに必要な許可とその値段についてご紹介しました。
チーターを飼うには、さまざまな難関を突破しなければならないのですね。
かなりの情熱と労力が必要です。
チーターは見た目も美しいし、人にもよく懐くそうなので、私もできることなら飼ってみたいと思わなくはないですけれど…。
これほどまでに、大変な過程を乗り越えていかなくてはならないとは思いませんでしたね。
チーターを見るのは、テレビ画面と動物園だけで満足しようと思いました。