ワニは陸と水中との両方で生活することの出来る爬虫類で、全て合わせると23種類。
ワニの祖先とされる生き物は、なんと2億年も前に出現していたとされています。
そして、大陸移動などを繰り返し進化を重ねて現在に至ります。
ワニを飼育すると考えたことはありますか?
そもそも、飼育出来るということを知っている人の方が少ないかもしれません。
中でも飼育するにあたり、よく名前の出て来る「シャムワニ」をご紹介します。
シャムワニってどんなワニ?性格は?飼育は危険?
ワニには3科あり、アリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科。
ガビアル科はクロコダイル科に含めるという説もあるので、残り2科が主です。
シャムワニはワニの中でも比較的穏やかで飼育しやすいと言われています。
とは言え、このシャムワニの所属するのはクロコダイル科。
クロコダイル科はイリエワニやナイルワニという凶暴なワニが所属しています。
この2種は「人喰いワニ」と呼ばれる悪名高いワニ。
これでも分かる通り、その中でも比較的大人しいのがシャムワニというだけで、安易に考えてはいけません。
ワニはワニなので、油断すると襲われることもあります。
全長は約3~4メートル。
大きな爬虫類を飼育するにもワニは別格です。
赤ちゃんワニのときから育てているから大丈夫、ということも絶対に思ってはダメです。
子どもの頃は近寄っても逃げることが多いかもしれませんが、大人になると噛むことを狙って来る場合がよくあります。
そのため、周りの掃除をするときもなるべく何か道具を使用します。
可愛いと思っても、すぐに近づかず接し方に気を付けて飼育すれば危険は回避出来ます。
まとめ
ワニは特定動物に指定されているため、許可を得ることのハードルがかなり高くなります。
設備も資金も必要ですが、準備出来れば飼育は可能。
今回ご紹介したシャムワニなど、飼育しやすい種類や小型のワニなどもいるので色々調べてみてくださいね。
ペットでワニを飼っている!なんて自慢したくなりますが、友人に会わせるときにも十分注意が必要ですよ。