長い耳が愛らしくペットとして人気の高いチンチラ。
でもその耳は特にデリケートに出来ていて、病気にかかりやすいんです。
今回はチンチラの耳の病気やその症状、そして原因についてまとめさせて頂きます。
チンチラの耳の病気と対策について
ご自宅のチンチラが最近耳を良く傾けている、もしくは耳の中がくっついている、なんてことはありませんか?
それはもしかしたら内耳炎の症状かもしれません。
くっついているだけならまだしも頻繁に頭を傾けている場合は内耳炎が進行している可能性があります。
自然治癒で治すのは難しく、他の病気も併発してしまう危険性があります。
また皮膚がうろこ状にがさがさしてしまっている場合は、皮膚真菌にかかっている可能性があります。
どちらの病気も薬での治療が必須になってきますので、もし見かけたら必ず病院に連れて行きましょう。
ではチンチラはなぜ上記のような病気にかかってしまうのでしょうか。
基本的にチンチラは耳掃除などのケアは不要です。
なぜならチンチラはダニが付着しづらく、逆に耳掃除を行ったさいにできてしまった傷が原因で上記のような病気にかかってしまう危険性があるからです。
ただし湿気が高くなる時期など、室内に細菌やダニが発生しやすい状況になると、床材などから繁殖したダニがチンチラの耳に付着し、自ら耳をかきすぎてしまうなんてことも考えられます。
それでもし耳の中に傷つけてしまうとそこから細菌が入ってしまう危険がありますので、日ごろから部屋の湿度に気を付けることと、もしチンチラが耳をかゆそうにしていたら耳洗浄などのケアをしてあげることで病気を防ぐことのできます。
まとめ
以上チンチラの耳の病気とその原因についてまとめさせて頂きました。
他の生き物に比べて体の小さなチンチラは、そのぶん病気の進行も早いです。
上記のような病気を判断するのも治療するのも専門知識が必要不可欠です。
少しでも病気の疑いがあれば、必ず病院に連れて行きましょう。
早く治療してあげることでチンチラの苦しむ時間も少なくなりますし、長生きさせてあげられます。