動物園などでおなじみのレッサーパンダ。
立ち上がる姿が可愛いと少し前にブームにもなりましたよね。
そんなレッサーパンダですが、野生ではどのような生活をしているのでしょうか?
ここではレッサーパンダの生態についてご紹介します。
野生のレッサーパンダの生態は?
野生のレッサーパンダは標高が1500~4800mほどの温帯の森林や竹林に生息しています。
夜行性で、群れは作らない動物です。
親子関係でも同じことが言えるようで、子育て期間が終わると母と子でさえも一緒にいることはなくなります。
父親は子育てにも参加しません。
樹上棲で、枝から枝へ飛び移ったりしながら、木の上で休んだり睡眠を取ったりします。
縄張りを形成して生活しており、臭腺で臭い付けをしたり、排便によって臭いを付けていると言われているようです。
レッサーパンダの主食は竹になります。
竹以外にも果実や花、小型哺乳類や鳥、昆虫なども食べることがある雑食性になります。
普段は単独で行動しているレッサーパンダも、繁殖期になるとペアで行動をします。
子供を産む数日前になると、メスは岩の隙間や木の洞などに草や葉を集めて巣作りを行うそうです。
レッサーパンダが立ち上がるのは威嚇のポーズ?
レッサーパンダは立ち上がる姿がとても可愛らしいと一時期とても流行りましたよね。
これは餌をねだる時やまわりを見渡すときに行うことが多いようですが、実は野生のレッサーパンダは威嚇するときに立ち上がるようです。
自分を少しでも大きく見せようと、立ち上がり、両手を上げて威嚇のポーズをとるようです。
人から見たら威嚇しあっているレッサーパンダはただただ可愛いだけですね。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは野生のレッサーパンダの生態についてご紹介しました。
レッサーパンダは基本単独で生活しているのは意外でしたね。
日本の動物園ではレッサーパンダを見かけることが多いと思うので、会いたくなったら最寄りの動物園に立ち寄ってみるといいかもしれませんね。