自然界に生存している動物には、敵がたくさんいます。
東南アジアの熱帯雨林に生息しているマレーバクにも、同様に天敵と言われる動物がいます。
マレーバクの天敵は、トラやヒョウと言われています。
トラもまたインドネシアのスマトラ島やカンボジア、ベトナムに住んでいます。
それらの動物について調べてみましょう。
マレーバクの天敵は?
マレーバクの天敵は、マレートラとヒョウだと言われています。
どちらも東南アジアに住んでおり、哺乳類の肉食の動物です。
生態系では一番上に属しており、草食系のマレーバクはそれらの餌食になる場合もあります。
トラやヒョウは夜行性の動物で、マレーバクに近づいて襲うのです。
マレーバクは視力は弱いのですが、嗅覚と聴覚は優れているそうです。
マレーバクは泳ぎは上手いのですが、水上でも動きは遅く逃げ足も遅いので、水辺に居る場合は水中に逃げて敵がいなくなるまでじっと待っています。
マレーバクの体の色の白と黒は自己防衛の保護色で、危険から自分を守る意味合いがあります。
優れた聴覚と嗅覚で、天敵が来てもその嗅覚でかぎ分け早めに逃げることはできますが、なにぶん動きが遅いのでその点において不利な事が多いのです。
だから天敵に見つからない様に水辺に逃げ込めるよう水辺を歩いているのです。
マレーバクもその天敵のトラやヒョウも共通点があります。
夜行性であること、生息地が東南アジアのマレー半島やスマトラ島の熱帯雨林に生息しているということです。
マレーバクは草食性でトラやヒョウは肉食性であるため、生態系によりマレーバクはヒョウやとトラの餌食になりやすいのです。
森林の伐採や密猟などにより、森林地帯が少なくなっているので天敵であるヒョウやトラも減っています。
まとめ
マレーバクの天敵は生息地が同じ東南アジアのマレー半島やスマトラ島の熱帯雨林に生息しているヒョウやトラです。
主に大型のネコ科動物が多いのです。
マレーバクは草食性でトラやヒョウは肉食性であるので、トラやヒョウの餌食となってしまうのです。
しかし、森林の伐採や密猟などにより、森林地帯が少なくなっているので天敵であるヒョウやトラも減少しているのが現状です。