その個体の減少は世界的に深刻な問題となっていて、さらなる保護が求められている絶滅危惧種の指定を受けている動物、それは「ワオキツネザル」です。

跳躍力にたけているワオキツネザルは一体どんな動物でどんな性格をしているのでしょうか?

今回は、絶滅危惧種としての指定を受けているワオキツネザルの性格について調べて行きたいと思います!

ワオキツネザルの性格は?

ワオキツネザル 性格

長い尻尾にキツネのような見た目のワオキツネザルは原始的なサル、原猿類とも呼ばれています。

ワオキツネザルは、その名の通り「サル」なのですが性格的にはどんな性格をしているのかと言うと、意外なことにその性格は基本的にはとても穏やかで好奇心が旺盛、人間が何かを見ているとその横で一緒になって興味深く見ているようなとても可愛い性格をしています。

意外なことにと前置きしたのは、動物園などで見かけるお猿さんはとても気性が荒く見える場合があるからです。

またよく見かけるサルたちはオスがボスとして君臨し、他のサルたちを従わせているイメージが強く、「キィー!」と大きな声で鳴きますよね。

そんなイメージから考えてもワオキツネザルの性格の穏やかさは他のサルたちとは異なります。

一般的なサルの仲間はオスがリーダーになっていることが多いのですが、ワオキツネザルの場合、オスよりもメスの方が強いんです。

母系社会でメスが群れの中でその主導権を握っています。

また縄張り意識が高い性格をしているため、もし他の群れと重なる場合はメスが得意の「ジャンプファイティング」と呼ばれる喧嘩で争います。

そんなときにはメスはとても気が強くなるそうです。

とはいえ家族を守るためですので他の動物にもある性格ではあるでしょうね。

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まとめ

今回は、その保護が急がれている「ワオキツネザル」についてどんな性格をしているのかを見てきました。

性格はとても穏やかで好奇心が強く多くのファンからも愛着を持たれていることが分かりました。

そんな中、メスに関しては群れのリーダーとして存在しているため気が強く縄張りを守るために他の群れのメスのリーダーと喧嘩をするということも分かりました。

しかし基本的には、性格がとても穏やかなワオキツネザルがこれ以上減少していく前に保護されるように祈りたいですね。

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