マーラというとっても可愛い動物をご存知ですか?

動物園で出会ったことのある方も多いかと思いますが、知らずに見ると色々な動物に見えると思います。

ん??ウサギ?にしては大きいし、カピバラ??にしては小さい。

横になっている姿を見ると、カンガルーにも似ています。

初めてだと、その可愛さにこの子はなんていう動物なのかと必ず思うはずです。

そんな愛らしいマーラについてお話します。

マーラの生態について

マーラ 生態 性格

マーラは、テンジクネズミ科マーラ属に分類される齧歯類で、テンジクネズミ科最大種

分類は、その科の名前通り「ネズミ」なのです!

カピバラは、世界最大のネズミと呼ばれており、それを知ると似ていても不思議ではないですよね?

体長は約60~70㎝、体重は約10㎏~15㎏。

カピバラに次ぐ世界最大級のネズミです。

体毛は背面が濃灰色、腹面は褐色や淡褐色で、胸から尻尾にかけては白色、黒色の毛も所々にあります。

尻尾はかなり短く、後肢と耳が長いためウサギに似ている印象を受けます。

目は黒色で大きくパッチリしていて、直射日光から目を守るために長いマツゲがあります。

昼行性で、群れで行動します。

休息のときは四肢を前後に伸ばして休みますが、これは齧歯類の中では珍しい行動です。

また、群れの中のオスは、周囲を警戒し座っている状態が多くみられます。

夜は地面に掘った巣穴で休みます。

走る事が得意で、時速30~40㎞で1㎞以上走り続けることが出来、最高速度は時速50㎞になります。

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マーラの性格は大人しい?荒い?

マーラは見た目の可愛さの通り、とても大人しく人間にも慣れると言われます。

そして、同時にとても憶病なので、突然抱き上げるなどしてしまうと、驚いて逃げてしまいます。

触れ合うときには、ゆっくりと時間をかけて接することが大切です。

また、微笑ましい点は「一夫一婦制」なのです。

1度ペアになったカップルは、一生離れることはありません。

子供が出来、群れがたくさんいる場合には共同で育児をするという性質もあり、基本的に優しい動物ということが分かります。

まとめ

とってもかわいいマーラのことを知って頂けたと思います。

マーラは現在、準絶滅危惧種としてしていされており、いつ絶滅危惧種になるか分からないという状況です。

1産で1~4子ほどを出産するので、なんとか種を保てるように願います。

支援するためにも、どんどん動物園に足を運んで会いに行ってみてくださいね!

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