ツシマヤマネコは長崎県のツシマにだけ生息しています。
ベンガルヤマネコの亜種で現在は70頭から100頭まで数が激減しています。
今回は、このツシマヤマネコの性格について調べてみたのでご紹介いたします。
ツシマヤマネコの性格
ツシマヤマネコは人になつく性格です。
と言いたいところですが、ツシマヤマネコは島民でさえ見かけることがない幻の野ネコです。
ツシマヤマネコは野生のネコで、日本における野生のネコは西表ヤマネコとツシマヤマネコの2種類です。
環境の変化などで、数が激減していることが認められています。
1971年に国の天然記念物に指定されています。
未だ特別天然記念物の指定は受けていません。
人に懐く生格と言われて判断されている事例は一件だけです。
怪我をしたツシマヤマネコを現地の人が2歳から保護して、16歳まで育てた記録があります。
ツシマヤマネコは天然記念物また保護指定動物なので、個人で飼育することが禁じられいます。
そこで、この飼育していた男性は、問題になりました。
今後野生のツシマヤマネコをどのよう飼育保護していたか協力して頂くことで、その飼い主は罪には問われませんでした。
ツシマヤマネコは足が太く、シッポがフサフサで、愛らしい姿形をしています。
動物園に出かけてみるのもおすすめです。
懐くか懐かないかと言えば、動物園で飼育されている個体については慣れるとのことです。
人に慣れることはあるようです。
まとめ
対馬にはほかにもツシマテンやチョウセンイタチのような珍しい動物が生息しています。
これらの動物は雑食で、田畑を荒らすことから、罠やトラバサミで捕獲することがあります。
ツシマヤマネコも罠やトラバサミで怪我をしてしまうこともあります。
また島の北部では開発が進み、車に轢かれてしまったりと、数が減少しています。
ツシマヤマネコは種の保護のため、各地の動物園に依頼し、繁殖の研究や、保護する活動が行われています。
1984年に交通事故にあった個体が発見されて以来、次に発見されたのが2007年、その年に環境省が南部での個体が確認されました。
福岡動物園では2000年と2001年に子猫が誕生しています。