チンチラはとても手触りのいいネズミのような動物で、可愛らしい外見から、最近ではペットとして飼育する方も増えてきたようです。
飼育しているとどうしても赤ちゃんを育ててみたいな、と思う方も多いのではないでしょうか?
ここでは、チンチラの赤ちゃんの育て方についてご紹介します。
チンチラの赤ちゃんの育て方
チンチラは妊娠期間が4か月近くあり、小動物としてはかなり長い妊娠期間になります。
ですので、生まれてくる赤ちゃんは毛も生えそろっており、歯もある程度生えているようです。
そのため、意外と丈夫で、1週間ほどミルクのみで育ったあとは、親と同じ餌を食べることもあるそうです。
離乳は生後6週間ほどになるようです。
それまでの間は基本的には母親が母乳を与えますが、赤ちゃんが何匹もいるような場合、母乳が足りなくなってしまう事もあるそうです。
このように何らかの理由で母乳が足りないときは、飼い主さんがミルクを与えることになります。
与えるミルクはペット用に売られているミルクや、ヤギのミルクがいいようです。
ミルクの温度を37~38℃に温め、シリンジやスポイトなどを使ってミルクを与えてください。
勢いよく流し込むと肺炎などになってしまう事もあるそうなので、ゆっくりと少しづつ与えるようにしましょう。
また、近親交配を避けるためにも、ある程度成長したら親と分けて飼育するのが望ましいようです。
チンチラの赤ちゃん、触っても平気なの?
小動物の赤ちゃんは、一般的にはストレスをかけないためにもあまり触らない方がいい、と言われています。
ですが、チンチラの赤ちゃんはすでに完成された状態で産まれてくるので、かなり丈夫にできています。
飼い主さんに早く慣れてもらうためにも、積極的にスキンシップを取っても問題ないようです。
ただ、落としてしまったりすると怪我の原因にもなるので、触るときは細心の注意を払うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ここではチンチラの赤ちゃんの育て方についてご紹介しました。
チンチラの赤ちゃんは他の小動物とは違い、赤ちゃんがかなり完成された状態で産まれてくるので、育てるのは他の小動物と比べると簡単なようですね。
ただ、数が多いときはお母さんの母乳が足りているか、こまめに体重を測って確認してあげましょう。