動物園にいる大きな動物トップ10に入るカバ。
のっそりのっそり行動しており、見ているだけで癒されますよね。
水の中から顔をのぞかせている様子もおもしろいです。
そんなカバを思い浮かべると、がばーっと口を開けている様子が出てきませんか。
大きな口を開け、まるであくびをしているようですよね。
そんなカバの口をじっくり見たことがありますか。
カバの歯ってなん本生えているか気になりますよね。
大きな口いっぱいに歯が並んでいるのか、または数本しか生えていないのか。
今回はカバの歯についてご紹介します。
カバの歯って何本生えているの?
カバの口の中には合計40本もの歯が生えています。
ちなみに、人間の歯は32本です。
カバには門歯、犬歯、そして奥歯があります。
門歯と犬歯は見えますが、奥歯は口をがばっと開けないと見えません。
門歯とは人間でいう前歯のようなものです。
門歯と犬歯が上下でついになっており、合計8本です。
そして、奥歯が32本あるので合計40本というわけなんですよ。
下の門歯はショベルカーのような役割を担っています。
門歯で根っこを掘り起こし、唇ではさみながら草をちぎります。
そして奥歯でよくすりつぶしてから食べているんです。
犬歯は戦闘用。
とっても縄張り意識が強いので、自分の縄張りに入ってくるものが同じ仲間であろうと許しません。
鋭い犬歯で相手を攻撃するんですよ。
カバはおっとりして見えますが、けっこう獰猛な生き物であることを忘れてはいけません。
門歯と犬歯は永遠に伸び続ける歯です。
野生のカバは生活していく上で自然と長さをちょうどよく保っていますが、動物園のカバは飼育員さんのお世話が必要です。
歯を削るため、のこぎりを使うこともあるんですよ。
カバの歯は永久歯なので生き続ける限り大きくなります。
きちんと管理をしてあげないと大変なことになりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はカバの歯の本数についてご紹介しました。
意外と歯の本数があることにびっくりした人もいるでしょう。
目に見える歯は門歯と犬歯だけですが、奥の方に32本も歯があります。
カバのおもしろい身体の仕組みですね。