みなさん、アホウドリってどんな色をしていると思いますか?
アホウドリは全体的に白く、羽根が広範囲にわたって黒い色をしています。
またその大きさもかなり大きくて、海の上の風を利用しながら群れで滑空している姿は圧巻です。
またアホウドリは現在絶滅危惧種として保護されていて、特別天然記念物にもなっています。
そんなアホウドリの卵っていったいどんな大きさで、どんな色をしているのか気になりますよね?
これからご紹介したいと思います。
アホウドリの卵ってどんなの?その大きさは?
まずアホウドリの体の大きさからご説明します。
アホウドリは全長約84-100㎝、体重は3.3-5.3kg程度の大きさです。
鳥の仲間としてはかなり大型で、アホウドリをはじめとする水鳥では特大クラスです。
そのアホウドリの仲間で最も大きいのは、ワタリアホウドリという種類で、全長107-135cmほどにもなるそうですよ。
さてそんなアホウドリの卵の大きさは、個体差などもありますが長径約11.8㎝、短径約7.4㎝、重さが約375gにもなります。
これはМサイズ鶏卵の重さの5-6倍くらいの大きさです。
かなり大きな卵ですね。
色は薄いクリーム色または灰白色をしていて表面に模様はありません。
ただ産卵時の血液、巣にしている土、また枯草などの色が染みになって付着していることも多いようです。
一般的に多くの鳥類は一度にたくさんの卵を産みますが、アホウドリが一度に産む卵の数は1個だけです。
毎年1回1つだけ産卵し、オスとメスが交代で卵をあたため、協力しながらひとりっ子ヒナを大切に育てるのだそうですよ。
また卵をあたためている時には、巣から全く動かずに卵を守るのだそうです!
わたしたちヒトも一人ずつ出産し、大切に子育てしますよね。
そのスタイルはアホウドリとちょっと似ているかもしれません。
またアホウドリの食性は動物食で、主に水面近くのエサを捕っているようですが、たまに上空から急降下してとらえることもあるようです。
まれに深海魚を食べている例もあるそうですが、主な食物は魚類、イカなどの軟体動物、また甲殻類とされています。
まとめ
あまり一般的には知られていないアホウドリの卵について、ご紹介させていただきました。
ちょっと想像はしていましたがかなり大きいですね。
なかでも1個ずつ産卵して1羽ずつ大切に子育てする点は意外でした。