ゴリラの中には今の処、4種のゴリラが存在します。

ニシローランドゴリラ、クロスリバーゴリラ、ヒガシローランドゴリラ、マウンテンゴリラの4種です。

このなかでマウンテンゴリラは今現在800頭ほどしか確認されておらずとても数が減っています。

ではマウンテンゴリラが数が減っていった原因はなんでしょうか?

調べていきたいと思います。

マウンテンゴリラが絶滅危惧種になった理由、日本も加担

マウンテンゴリラ 絶滅危惧種

IUCN(国際保護連合)によると、ゴリラのなかでヒガシゴリラは野生生息数がわずか5000頭に減少し完全に絶滅する危険に直面しているという。

ヒガシゴリラの中には2亜種いるがこのうちヒガシローランドゴリラは1994年には1万6900頭いたが2015年にはわずか3800頭の激減した、マウンテンゴリラは880頭しかおらずヒガシローランドゴリラ、マウンテンゴリラ合わせても4680頭しかいなくなってしまった。

これだけ数を減らした原因は主に密漁です。

密漁は人が食べる為に行われています。

つまり肉として売買するために密漁されています。

これを労働者や近隣諸国の紛争から逃れてきた難民に与えることが増えてきています。

次に森林伐採があります。

現在コンゴ民主共和国の森林は年間およそ1万平方kmで伐採され続けています。

コンゴ民主共和国では6千万ヘクタールの面積の森林が伐採の対象とされています。

これはフランスの国土と同じ大きさの森林が無くなると同じことです。

このためヒガシゴリラは行き場をなくし数を減らしています。

また森林伐採は地球温暖化の最大の原因であり自然災害の元凶ですが、この森林伐採は先進国のために行われているということを忘れてはいけません。

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森林伐採が行われる理由は、木材目的もそうなのですが鉱石採掘という目的もあります。

コンゴ民主共和国では「コロンバイト-タンタライト」という鉱石が発掘されますがこの鉱石は携帯電話、ノートパソコン、ゲーム機などの電化製品におけるコンデンサーに用いられます。

そのため先進国に多数輸出され一部武装勢力の資金源となり内戦を引き起こす原因となっていると言われています。

コロンバイト-タンタライトはもちろん日本にも輸出されており、日本もコンゴ民主共和国の森林伐採に手を貸していると言ってもいいでしょう。

そしてもう一つゴリラを苦しめているものがありますそれは感染症です。

かつて原生林だった場所に人間が流入したことにより、エボラウイルス等の病原体を拡散したことにより中央アフリカの類人猿の大幅な減少に大きく影響した可能性があると見られています。

また人間や家畜によって媒介する胃腸病原体が類人猿の免疫系や繁殖能力を弱めているという見方もあります。

まとめ

マウンテンゴリラを絶滅危惧種になった原因は、密漁、森林伐採、感染症の3つですがどれも人間が原因です。

果たして人間は野生動物たちにどう責任をとっていくのでしょうか。

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