現在絶滅危惧種に指定されてしまったクロマグロ。
クロマグロはどのように生活しているのでしょうか。
クロマグロは暖流に乗って日本沿岸まで北上したあと、そこで成長します。
だが、一部のクロマグロは太平洋を横断してアメリカ西海岸にて2~3年かけてそこで成長し、また西太平洋に戻るとうのです。
ただ、ある程度成長したクロマグロは太平洋を横断せずに季節的に南北の異動を繰り返すそうです。
1960年のクロマグロの資源量を2012年と比べると8割も減少となっています。
そのため国際自然保護連合はクロマグロを絶滅危惧種に指定しました。
現在中西部太平洋まぐろ類委員会では、2024年までには資源量を4.3万トンに回復させる目標を立てているそうです。
なぜクロマグロはこんなにも減ってしまったのでしょうか?
クロマグロが絶滅危惧種となった原因とは?
現在では大量のマグロが日本に輸入されても対応できます。
なぜなら戦後経済発展で生活水準が向上し、マグロの解凍技術が進歩したからです。
そして、最近のマグロ漁には高性能の魚群探知機等が使用されていて、クロマグロの位置を正確に把握することができます。
太平洋のまぐろの規則はいまだ不十分で、資源の悪化があります。
外国の漁船の中には、船の登録先の機関に加盟していない国に変えたり、密かに漁を行っていたりします。
クロマグロ絶滅危惧種から逃れるための対策
まず、養殖場を別の国に変えて規則から逃れようとするとか、船の登録先を変えるなど反則なことをしている漁船を徹底的になくす方向で行って欲しいです。
クロマグロを1kg太らせるには、10~25kgの餌が必要でそのためのいわしなどの乱獲の問題があります。
いわしもクロマグロと同じくらい大切に扱うようにしていくことが大事だと思います。
まとめ
クロマグロは日本人にとってはとても大事で欠かせない食べ物です。
日本の消費量が多い為、漁業が荒くなるなど影響が出てしまうのは悲しいことですね。
将来マグロが食べられなくなってしまわないように、今のうちからみんなで考えていった方が良いと感じます。