水族館のアイドルといえば、イルカやラッコ!

しかし、ラッコ人気の裏では暗雲が立ち込めているようです。

ラッコはデリケートであるため飼育が難しいとされていますが、繁殖に関しても難しいとされていることをご存知でしたでしょうか?

今回は、飼育のプロである飼育員さんも難しいというラッコの繁殖!なぜ難しいのか?についてご紹介します。

ラッコの繁殖は難しい?

ラッコ 繁殖 難しい

ラッコの繁殖が難しいと言われている理由は、繁殖自体の大変さももちろんありますが、ラッコの減少に伴う海外のラッコ輸入停止が大きく関係しています。

ラッコの繁殖適齢期はオス、メス共に15歳あたりだとみられておりますが、国内のラッコはすでに高齢化が進みつつあります。

ラッコはとてもかわいい容姿をしているため意外と思われるかもしれませんが、繁殖行為が激しいことで有名なのだそうです!

オスがメスを押さえつけ、体勢を保つためにメスの鼻先に噛み付く習性があるそうなのですが、これが原因で、行為後にメスが弱ってしまうこともあるのであるそうです。

それに加えせっかく赤ちゃんが生まれたとしても、赤ちゃんが生まれたあとすぐに母子とオスから隔離しないと、オスが子供を襲ってしまうという例もあるとされていますよ。

また、近年新たな問題が発生しているようで、国内で繁殖を続け野生を知らないラッコのオスは、メスが激しく抵抗すると繁殖行為をすること自体を諦めてしまう傾向にあるということです。

繁殖行為をしなければ新たな子供は生まれない、新たなオスを輸入しようにも海外のラッコ輸入停止の関係で輸入することができないという悪循環に陥ってしまっていることが、ラッコの繁殖が難しいとされる背景にあるそうですよ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、飼育のプロである飼育員さんも難しいというラッコの繁殖!なぜ難しいのか?についてまとめてみました。

ラッコの繁殖には繁殖自体の大変さの他に、国内のラッコの高齢化、野生を知らないオスのラッコの弱体化、繁殖行為によるメスの負傷などがあげられますが、これを一気に解決するためには新たなラッコをお迎えする方法が手っ取り早いのです。

しかし、海外のラッコ輸入停止により新たなラッコを輸入することができないということが決定打になり徐々に国内のラッコが減少しているということがわかりました。

これからも可愛い姿を見せて欲しいので、なんとかして打開策を打ち出してほしいものですね!

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