水族館の定番で老若男女問わず、大変人気のあるラッコ!
貝を一心不乱に打ち付ける姿ももちろん可愛いのですが、あなたは水族館で、ラッコ同士が手を繋いで眠っている姿を見たことがありますか?
そんな姿は見たことがない・・いう人も、想像するだけでキュンキュンしちゃいますよね!
一気にラッコファンになってしまいそうです!
今回は、ラッコが寝る時に手を繋いで寝る理由についてご紹介します。
ラッコが手をつなぐ理由は?
ラッコはなぜ手を繋いで寝るのでしょうか?
その理由は、野生のラッコの習性からきています。
地上で眠る我々とは異なり、野生のラッコは潮の流れが激しい海上で眠っています。
潮の流れは日によって様々。
風が強い時は激しいですし、もちろん緩やかなときもありますよね。
ラッコは一度流されて群れからはぐれてしまうと、泳ぐことがあまり得意ではないためそのまま孤立してしまう傾向にあるのだとか。
そのために身体をどこかに固定して寝る必要があるのです。
水族館で生活しているラッコは、潮の流れとは無縁ですし障害物もありません。
もちろん群れからはぐれることもないのですが、野生の本能がラッコ同士の手を繋いで寝るという選択をさせたのでしょう。
海藻を巻いて寝る野生のラッコ
でも野生のラッコは実際どのように眠っているのか・・気になりますよね!
実は海藻を身体に巻きつける、手で掴むなどして潮の流れに流されないようにしています。
見た目の可愛さから、ラッコ同士が手を繋いでいる姿にのみ着目しがちですが、実際は手を繋いで眠るという行為そのものに重大な意味があったようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ラッコが寝る時に手を繋いで寝る理由についてまとめてみました。
ラッコが手を繋いで眠る理由は、野生の習性からきており、潮に流されないように眠るための対策だということがわかりました。
水族館では潮の流れがありませんので仲間からはぐれる心配はありませんが、知らぬ間に引き継がれているものなのですね。
野生の本能が見せてくれる、ラッコのかわいい姿!ぜひ、水族館に行った時は気をつけて見ていただけたらと思います。
感動の瞬間に出会えるかもしれませんよ!