人を魅了する動物、マーラ。
現在、日本の各地にある動物園での飼育も増えており、人気が高くなってきている種です。
体は鹿で、顔はモルモットのようで耳はウサギのよう。
独特な姿をした不思議な動物なのです。
そんなマーラは、どう産まれて寿命はどのくらいなのか?
調べてみましょう。
マーラの寿命は何年ぐらい?
飼育下で7~15年程度で、野生ではこれよりも短くなります。
マーラも他の動物を飼育しているときにあるよう、病気にももちろんなることがあります。
皮膚病や内臓疾患、目の病気などもあるので日々の観察が必要です。
それらを発見した時、すぐに診てくれる獣医さんを探しておくことも重要。
普段から過ごしやすい環境作り、ストレスのかからない広い場所や温度管理。
適切なエサや量、衛生管理などに注意していれば、長く生きられる可能性は高くなります。
繁殖期は地域により差もありますが、8~12月頃に多く見られ、年に2回あると言われています。
妊娠期間は約90日~110日、野生では1産1子が基本ですが、1産1~4子産まれることもあります。
産まれたばかりの赤ちゃんは、約500g~600g程ですぐに歩くことが出来ます。
これは、敵から身を守るための出産。
外敵の多い地域では妊娠期間を出来るだけ長くし、ある程度子供が母親の体の中で育ってから産むことで、すぐに歩行可能になります。
11週間ほどの授乳期間が続き、4カ月は巣穴に入っています。
元々、群れで行動するマーラは、群れが共同で子育てをします。
こうして何組ものペアで巣穴を訪れることで、外敵の有無の確認が出来やすい。
まとめ
マーラは生息地が限られていて、狩猟などもあり減少が心配されています。
現在は、準絶滅危惧種に指定されていて、いつ絶滅危惧種に指定されるかわからない危険な状態にあります。
日本の動物園で飼育されていてる数もまだいますので、増やすことに努力しなければなりません。
大切に育ててあげると、寿命は延びる傾向にありますが、人間の食べる物など与えるようなことは逆に縮める可能性もあるのでいけません。
個人で飼育することは稀なことですが、もし興味があるのであれば知識を身につけてから考えてくださいね。