皆さんはジュゴンという生き物を見たことはありますか?
ジュゴンは人魚のモデルになったと言われている生き物になります。
ですが、一度でもジュゴンを見たことがある人は、なんかイメージと違うなー、と思ったことがあるのではないでしょうか?
なぜジュゴンは人魚のモデルと言われているのでしょうか?
ここではジュゴンと人魚の共通点についてご紹介します。
ジュゴンが人魚のモデルなのはなぜ?
ジュゴンは見た感じあまり人魚、というイメージがわかない生き物ではないでしょうか?
なぜジュゴンが人魚のモデルになったと言われているのかというと、授乳の際に母親が体をなかば直立させて頭を水面上に出し、前足で子供を抱きかかえるようにして授乳する姿を見て、人魚と言われるようになったようです。
実際の授乳は泳ぎながら行われることが多いようです。
また、人魚との共通点として、乳頭が胸に一対あることがあげられます。
さらに、見た目からは分かりませんが、ジュゴンの前足は泳ぎやすいようにヒレのように進化していますが、なんとヒレの中の骨は私たちの手と同じように5本の指の骨が入っているそうですよ。
ジュゴンが人魚のモデル、というのは後付け?
ジュゴンが人魚のモデルであると言われていますが、上半身が人で下半身が魚、という人魚のイメージは、かなり古く中世のころには確立されており、16世紀ごろヨーロッパで初めてジュゴンを見た人が、これが本物の人魚に違いないと、ジュゴンと人魚を結び付けた、という説が有力なようです。
ジュゴンを見て人魚だと思うなんて、何だか少し違和感がある気がするのは私だけでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
ここではジュゴンがなぜ人魚のモデルと言われているのかをご紹介しました。
ジュゴンはイルカなどと違い背びれがないので、より人魚に近いイメージがあるのかもしれませんね。
そのままの状態のジュゴンはあまり人魚のイメージとは違うかもしれませんが、水の中を優雅に泳ぐ姿は人魚のイメージに近いのかもしれませんね。