世界三大珍獣とはジャイアントパンダ、コビトカバ、オカピのことですが、その中のオカピの鳴き声って聞いたことありますか?
世界でも42頭しか飼育されていない珍獣ですので聞いたことが無くて当たり前なのですが、そもそもオカピって鳴くのでしょうか?
鳴くとすればどんな鳴き声で鳴くのでしょうか?
少し調べてみましょう。
オカピの鳴き声とは
結論から言うとオカピは鳴きません、正確に言うと人間にはオカピの鳴き声は聞こえません。
オカピの声帯は不完全で声を出すのに適していません。
ただ低周波を発して会話をしているとアメリカの実験報告がありましたが、最近、音カメラというものが開発され視覚的に音を捉えることができるようになり、その音カメラでズーラシアのオカピを測定したところオカピが低周波音を発していることが確認されたということです。
これからズーラシアでオカピの低周波音を研究して行くそうなので、オカピの色々な鳴き声が解明されていくかもしれませんね。
ネットで検索するとオカピは子供の頃に鳴くようなことが書かれていますが、これは本当かどうか眉唾くさいです。
なぜなら子供の頃に鳴き声をあげるのであればズーラシアで繁殖に成功しているのですから、飼育記録によって確認されはずです。
また勝手にホームページによこはま動物園ズーラシアのロゴを張りさもよこはま動物園ズーラシアが書いたようなホームページがありますが誠に紛らわしいので止めてほしいです。
まとめ
残念ながらオカピの鳴き声を聞くことは出来ません。
ただオカピは人間に聞こえない声で鳴いています。
これは鳴き声が聞こえる動物達も人間にほんとの鳴き声が聞こえているのでしょか?
生息地を奪い、欲望のままに狩りをしてきた人間に動物たちの声は聞こえているのでしょうか?
環境を破壊し、温暖化を促進する人間に動物たちの鳴き声は本当に聞こえているのでしょうか?
動物たちの鳴き声を理解した時手遅れになってはいないでしょうか?
それとももう手遅れでしょうか?
人間が動物達の本当の声を理解した時に動物たちとの真の共存共栄が生まれるのかも知れませんね。