キリンの体の模様、実際なんと呼ぶのか、きちんとした名前があるのか気になりませんか?
シマウマだったら、しましま、トラやヒョウはトラ柄ヒョウ柄と呼びますがキリンは…キリン柄…?
実際、きちんとした名前があるのか調べてみました。
キリンの模様の名前とは?
正式名称として○○柄と呼ぶことは決まってはいないようなのですが、一般的にはアミメ柄、もしくはキリンの英語名からジラフ柄と呼ばれているようです。
アミメキリンという種類がいることからキリンの模様は網目=アミメ柄と呼ぶことが多いようです。
キリンの柄をパッと思い浮かべることはできても、なかなか説明するのは難しいかもしれませんよね。
少し迷彩柄、カモフラージュ柄に見えることもあり、カモフラ柄と呼ぶこともあるようです。
キリンの柄には法則が?
なんと、このキリンの柄には驚くべき事実が?
イギリスの数学者アラン・チューリング氏によって、1952年に理論的存在が示された自発的に乗じる空間的パターンがあるのですが、この理論がキリンやシマウマ、ヒョウなどの動物の柄に当てはまるのです。
このチューリング・パターンを利用し、コンピューター・シミュレーションによって描き出された模様はキリン、シマウマ等の模様と酷似します。
日本の生物学者で京都大学医学博士の近藤茂氏は、1995年にタテジマキンチャクダイの体表面の模様がチューリング・パターンであることを実験で確認します。
だからと言って動物の模様がチューリング・パターンである、という決定的な証明を下すにはまだ研究途中ではありますが、このことは動物研究においてとても画期的な出来事です。
確かにキリンやシマウマなど、動物の柄は一定の法則で散りばめられているような柄が多いですよね。
遺伝子がそうなっているのでしょうが、人間からするとあの不思議な柄は一体どうやってできているの?と思いますよね。
でも、このことが今現在研究され、新たに解明されつつあると思うとなんだかわくわくしませんか?
まとめ
キリンの柄はその模様からアミメ柄と呼ぶのが一般的です。
その柄がチューリング・パターンという空間的パターン理論に基づいているかも?と思うと、とても不思議で神秘的ですね。