皆さんはレッサーパンダという動物をご存じですか?
多くの方が一度は見たことがあるのではないかと思います。
レッサーパンダの赤ちゃんはどうでしょうか?
レッサーパンダは繁殖が少し難しいようで、そんなに頻繁には生まれないので、見たことがない方も多いのではないでしょうか?
ここではレッサーパンダの赤ちゃんの生態についてご紹介します。
レッサーパンダの赤ちゃんの生態は?
野生の動物は生まれてすぐに目が開き、親について歩いていく、というイメージがありますが、レッサーパンダの赤ちゃんはそんなにしっかりした感じでは生まれてこないようです。
体はふさふさの毛で覆われていますが、しばらくの間目は開きません。
生まれたときの大きさは15cmほど、体重は100~130gほどしかないようです。
体や顔の模様もなく、体色は全体的にグレーがかった色をしています。
生後20日程で目が開き、顔や体の模様がうっすらと出始めます。
生後3カ月ほどで自力歩行が可能になり、巣穴から出てくることもあるようです。
このころの体重は1600gほどになるようです。
さらに生後5カ月ほどで乳離れをし、生後1年ほど経つともう親と同じくらいの大きさになるようです。
レッサーパンダの赤ちゃんは人工保育が難しい?
レッサーパンダは母親だけが育児をするようですが、中には育児放棄をしてしまう個体もいるようで、そのような場合は人工保育を行うことになります。
ですが、レッサーパンダの人工保育は難しいと言われ、成功率は2割ともいわれているそうです。
ミルクを与えるのが難しいようで、無理に飲ませてしまうと肺に入り、肺炎などを起こしてしまう事も多いそうです。
また、レッサーパンダの母乳は出産から時間が経つほど脂肪分が少なくなるようですが、人工のミルクはこのような調節ができないことも、人工保育が難しいとされる原因になるようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここではレッサーパンダの赤ちゃんの生態についてご紹介しました。
レッサーパンダの赤ちゃんは生まれたては目も開いておらず、未熟な状態で産まれてくるようです。
模様もほとんど出ていないようなので、ちょっと見ただけではレッサーパンダの赤ちゃんだと気づかないかもしれませんね。