鶴は千年、カメは万年と言われるほど長寿として知られるのがカメですよね。
カメは長生きと言うけどうちのは20年くらいで全滅したなんて話も良く聞きますが実際にはどうなんでしょう?
生き物の寿命は種類や個体によって違いはありますがカメは平均して長生きだと思いますがどれくらい長生きするのだろうと思ったりしますよね。
そこでカメの中でも長生きしたとして有名になったホウシャガメの寿命について調べました。
ホウシャガメとは?
上手く育てる事が出来ればホウシャガメは人よりも長く生きると言われているカメです。
推定100年以上とも言われており非常に長生きをします。
実際に100年以上も生きたら子供の世代まで世話をしなければならない計算になるので、飼う為には色々と考えなければなりません。
ホウシャガメは現在、絶滅危惧IA類(CR)に指定される希少種のカメです。
ワシントン条約によりワイルド種の販売はされていませんが、ブリーダーが繁殖をした個体は数は少ないですが販売されています。
本種はマダガスカル島の南部に生息していて黒い甲羅に黄色の放射線状の模様が特徴的なカメで名前の由来にもなっています。
平均寿命は何歳くらい?
一部のホウシャガメは100年以上も生きたと言う記録がありますが実際にはどれくらい生きているのだろうか?
ホウシャガメの寿命はとても長く普通に100年以上の長い日数を生きる個体は多くいます。
ですが飼育環境が変われば気候も変わりますので必ず長生きをするとは限りません。
一般的なホウシャガメの平均寿命としては40〜50年くらいが多いと言われています。
飼育する環境がとても良ければもっと長生きすると言われています。
1番長く生きたホウシャガメ
今現在で記録されているホウシャガメの最高寿命は推定で188歳。
18世紀の探検家のジェームズ・クックがトンガ王国に献上したホウシャガメで名前は『トゥイ・マリラ』と言いギネス記録に動物最高齢として認定されています。
長生きする為に必要な事
ホウシャガメが長生きする為にしなければならない必要な事がいくつかあります。
- 栄養状態の管理
- 運動
- 日光浴による紫外線
- 飼育環境の変化
などがあげられます。
しっかりとした栄養をとり適度な運動と日光浴はどのカメにも必要で、日光浴なんかは脱皮にも関係してきます。
まとめ
ホウシャガメは育てる環境によって寿命も変わってきます。
マダガスカル島南部の生息地のホウシャガメは100年以上、生きている個体が多いなんて話も聞きます。
ホウシャガメに限らずカメは長生きするから縁起が良いと言われているのかも知れませんね。