皆さんはクアッカワラビーという動物をご存じですか?

小型のカンガルーの仲間の動物で、「世界一幸せな動物」という愛称を付けられているそうです。

このクアッカワラビー、生息地や分布は何処なのでしょうか?

ここではクアッカワラビーの生息地についてご紹介します。

クアッカワラビーの生息地は?

クアッカワラビー 生息地

クアッカワラビーはオーストラリアの南西部のロットネスト島やボールド島に生息しています。

湿原に生息していることが多いようですが、荒れ地に生息している場合もあるようです。

もともとは西オーストラリアの全域に生息していたようですが、湿地開発による生息地の破壊や、人為的に移入された動物による捕食、豚による生息地の破壊などにより、ほとんどの分布域で絶滅してしまったようです。

現在生息しているクアッカワラビーは1万4000匹弱と言われており、そのうちの8割以上、1万2000匹がロットネスト島に生息していると言われているようです。

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なぜクアッカワラビーはロットネスト島に残っているの?

1830年代の終わりごろ、政府はロットネスト島を先住民の流刑地に指定したそうです。

そのため、他に島に入る者がほとんどおらず、結果的にクアッカワラビーの生息地が保全されることになったようです。

現在ではロットネスト島は全体が国立公園に指定されているため、手つかずの自然が今でも残っています。

ちなみに、ロットネスト島の名前は、クアッカワラビーが関係しているそうです。

昔オランダ人の探検家がこの島を訪れた際に、クアッカワラビーを始めて見て「ネズミ」と勘違いし、「ロットネスト(ラットネスト)」ネズミの巣、と呼んだことが名前の由来になるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

ここではクアッカワラビーの生息地についてご紹介しました。

クアッカワラビーはオーストラリアにしか生息していない固有種の動物になるようです。

かわいらしい笑顔のクアッカワラビーと一緒に写真を撮りたい場合は、オーストラリアのロットネスト島まで足を運んでくださいね。

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