ときおり野生動物が人間と一緒に生活をしている映像を目にすることがあります。
巨体で鋭い爪を持っており恐れられている熊を、まるで息子のように可愛がって共に生活している人もいます。
とても信じられない話ですが、おそらく熊のことを十分に知り尽くした人が、熊がまだ人間に敵意を持つ前から愛情を持って接した結果なのではないでしょうか。
チーターは人間になつくの?
それではチーターは人間になつくことはあるのでしょうか。
日本で個人的にチーターを飼っている人は恐らくいないと思いますが、外国でチーターをペットとして飼っている人は存在します。
特に富裕層はチーターやライオン、トラに黒ヒョウと肉食動物を好んでペットにしているようです。
ステータスのようになっており、肉食動物との外出を楽しんだりしているそうです。
もちろん富裕層でもなくステータスのためでもなく、チーターそのものに深い愛情をそそぎ、大事に育てている人もおり、チーターも飼い主に撫でられるとまるで猫のように喉をゴロゴロ鳴らしたり、甘えたりと人間になつく姿を見せるようです。
チーターはどんな性格?
猫は気まぐれでわがまま、犬は従順でフレンドリーなどと言われることが多いのですが、チーターはどんな性格をしているのでしょうか。
見かけはチーターに似ていて見分けがつきにくいとされるジャガーは、気性が荒く水の中でもジャブジャブ入りワニでも捕獲してしまうのですが、チーターは大変に神経質で警戒心が強い性格をしていると言われています。
ただ1度心を許した相手には喉を鳴らしたり、甘えたりととても肉食動物とは思えない一面を見せるようです。
戦いもできれば避けたいという面を持っており、せっかく捕獲した餌を他の肉食動物に横取りされても、戦うことなくゆずってしまうほどです。
戦って傷を負うよりはもう1度新しい獲物を捕ったほうが良いと考えているようです。
まとめ
チーターは単独で行動をする野生動物なので、生き抜くために神経質で警戒心の強い性格になっていったのでしょう。
そうでなくては厳しい自然界では生きていくことはできないのではないでしょうか。
猫や犬も環境が違えば性格もいろいろと変わりますし、小さな物音に常に気を配っている様子を見ると、ペットと言えどもチータと同じように野生を持っているのだなと実感させられます。