種族を超えて仲良くなった動物の話は良く聞きます。
1番よく聞くのは本来は仲が悪いはずの犬と猫が仲良く暮らしている話ですが、それ以外にも犬と猿、犬と小鳥、犬とウサギなど間違うと餌になってしまいそうな動物とも、仲良く暮らしている話を耳にすることもあります。
犬は社会性の高い性格と言われているので、仲間と認めることができれば、他の動物とも仲良くなることは可能なのかもしれません。
チーターに社会性はあるの?
チーターは基本的に群れを作らず単独で行動をするため警戒心が強く、神経質で臆病な性格をしているため、人になつくことはないと思われがちですが、ある地域では以前に飼育して狩猟犬のように狩りに連れていく過去もあったようです。
現在でもチーターをペットとして飼育している人もおり、思った以上に人と仲良く暮らすことができる動物のようです。
もともと野生動物は警戒心が強いため、人に懐きにくい面を持ち合わせています。
ただ子供の頃からその動物に合った接し方をしていけば、無理なことではありません。
特にペットとして飼われることもあるチーターは、基本的に単独で行動をすることが多いので警戒心を解くのは難しい面もあります。
ただ子供の頃から常に一緒に行動をする相手によって、社会性を学ぶことは可能です。
その相手に他の動物とも仲良く過ごすことのできる犬は、最適な相手として考えられているようです。
とりわけ盲導犬や介助犬としても活躍しているゴールデンレトリバーは人懐こく、社会性のある性格をしています。
そこで幼い頃からチーターと共に過ごさせることで、チーターに社会性や仲間意識を学ばせることに成功している例もあります。
まとめ
犬とチーターが共に過ごす映像を目にすることがあります。
肉食動物というと怖いイメージがあるのですが、犬と仲良くじゃれあっている姿はとても可愛らしいものです。
子供の頃の様子はもちろんですが、成長して犬よりも大きくなった後でも犬と寄り添い庭を駆け回る姿は、微笑ましくもありうれしくもあります。
犬と仲良くなることで社会性を学んだチーターは、過剰な警戒心を持つことなく、他のチーターとも仲良くなれる可能性も高くなり、それによって地球上で唯一のネコ科チーター属という種を、絶滅から救うことになるのではないでしょうか。