現在では、絶滅危惧種に指定されているインドライオン。

今回は、そんなインドライオンの、気になる歯の本数や特徴についてまとめます。

インドライオンの歯の特徴はネコと同じ?

インドライオン 歯

テレビや動物園で見るライオンは、とても迫力があってかっこいいですよね。

わたしたちが普段、馴染みのあるアフリカのライオンとは違い、インド北西部に生息してるのがインドライオンです。

インドライオンは、アフリカのライオンと比べると、一回り程小さい体や、短いタテガミ、やや弛んだ皮膚の違い、単独で狩りを行うことなどが特徴だと言われています。

そもそもライオンは、ネコと同じ仲間になるため、顎はかみ合わせるだけで「すりつぶす」ということが出来ません。

ライオンの奥歯は鋭くとがっていて、山のようになっています。

獲物をかむ顎の力も、とても強く丈夫です。

テレビでよく見るような、野生のライオンをイメージするとわかりやすいですね。

そして、ザラザラとした舌は骨をしゃぶるのに便利で、この舌は毛づくろいのブラシ代わりにもなります。

猫の舌を触ったことがある方は、なんとなく想像が出来ますよね!

手前の方にある牙で獲物をしとめ、奥のナイフのような歯を使い肉を切り裂き、かまずに丸呑みします。

ちなみにネコは肉食動物ですが、犬よりも歯が少なく、同じネコ科のトラやライオンも同じ歯を持っています。

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ライオンの上顎には、切歯3、犬歯1、前臼歯3、後臼歯1、下顎は切歯3、犬歯1、前臼歯2、後臼歯1の、合計30本あると言われています。

この立派な歯を使い、力強く獲物を食べることが出来るのですね!

インドライオンはアフリカのライオンより小柄なので、もしかしたら歯にも少し違いがあるかもしれませんが、基本的には同じ本数が生えているようです。

まとめ

今回はインドライオンの歯の特徴などについて、書きました!

ライオンもネコと同じネコ科の動物になりますが、歯の並びはおなじでも、大きさは全然違います。

牙で獲物をしとめる姿は、さすが 百獣の王と呼ばれるだけあって、とても勇ましいですね。

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