あなたはカバに対してどんなイメージを持っていますか。
大きくて、ゆっくりしていて、穏やか。
そんなイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
今回はカバが肉食なのか草食なのかについてご紹介します。
ゾウやサイと同じかな、と思っている人はぜひ読んでみてくださいね。
カバって肉食なの?草食なの?
動物園にいるカバはのんびりしていて穏やかですよね。
動きも遅いので、人間や周りの動物にも害はないだろうだという印象を抱かせます。
しかし、カバはとっても凶暴なんですよ。
戦闘能力も高く、自分の縄張りを荒らす侵入者に容赦はありません。
実際、アフリカの中で最も多くの人間の命を奪っているのがカバです。
見た目がおとなしそうな動物なので、人間もついつい油断をしてしまいます。
カバをなめていたら危険です。
そんな恐ろしいカバは、1996年にオオカモシカを仲間と一緒に食しているところを目撃されて大きな話題になりました。
そして、翌年の1997年にもインパラを食しているところが報道されました。
これには世界中がびっくりしました。
今までのカバに対するイメージがガラリと変わった瞬間です。
その後、カバが他の動物を食すことが度々目撃されるようになりました。
シマウマ、バッファロー、カバ、インパラ、ヌー。
そして自分の身体の倍以上あるゾウもその中に入っています。
カバが他の動物を食すことで、草が不足してしまったためにどうしようもないから肉を食べていると思われていました。
しかし、実際は定期的に肉を食していることが判明したんです。
つまり、カバは雑食です。
肉も食せば草も食す動物であることを知らなければなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カバに対して穏やかで害のない動物だと思っていた考えが変わったかと思います。
絵本やアニメーションに出てくるカバはゆったりとしたのんびり屋さんですよね。
しかし、実際は凶暴で恐ろしい面を持った動物です。
また、肉も食す雑食動物であることを忘れてはいけません。
カバを間近で見る機会があった時は、十分に気を付けなければならないと知っておいてくださいね。