水族館で老若男女に大人気であるラッコ!
しかし、遠くから見る機会しかないため、ラッコの大きさは小さいと思っていませんか?
実は、ラッコはきっと皆様が思っているよりも大きい生き物なのですよ。
オスの平均で120cm~150cm、メスの平均で100~140cmもあります!
子供ぐらいの大きさがあるのですね。
そしてそれだけ大きい生き物ということは、ラッコはとっても食欲旺盛だということです。
今回は、ラッコが貝や海藻を食べる量と理由についてご紹介します。
ラッコが貝を食べる量は?
かわいい見た目とは裏腹にラッコは大食漢!
1日に10kgもの貝を食べるのです!
なんと、10kgといえば体重の25%、およそ4分の1の量に値します。
すごい量を食べるんだなぁ、と驚いてしまいますよね!
ラッコはなぜ貝を食べる?
野生のラッコが人間の作る養殖場などに迷い込んでしまうと、養殖場の貝を食い荒らしてしまいます!
ラッコは特にうにが好きで、近辺の漁師は大打撃を食らうのだとか・・。
そのようにラッコはグルメなイメージさえもありますが、そもそもなぜラッコは貝を食べるのかといいますと、泳ぎの下手さにあるようです。
泳ぎが下手すぎて、魚を追いかけて取る能力のないラッコは、ほぼ逃げることのない貝を捕らえるという選択肢しか残っていなかったと一般的に言われています。
ラッコは海藻も食べる!
そんなラッコですが、野生のラッコは海藻も食べるようですよ。
1日に食べる量は、総重量として10kg。
その中には海藻なども含まれているということですね。
しかし、それだけ食べていてもラッコは太っているイメージはありませんよね。
実は、皮下脂肪にはならないからなのです。
言い換えれば、ラッコはとても燃費が悪い生物!
様々な食材からその日に自身の身体を暖め、生きるための栄養を摂取しているということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はラッコが貝や海藻を食べる量と理由についてまとめてみました。
ラッコは泳ぎが苦手なため、比較的とりやすい貝を主食としており、1日に10kg、総体重の25%にもあたる量の貝や海藻を食べ生きているということがわかりました。
ラッコの1ヶ月の食費を考えると、気が遠くなってしまいますが、貝を食べている姿を見るのはとても可愛く、いつまでも見ていたいと思ってしまいますね。
水族館で出会った際は、ラッコの大食漢をぜひ思い出してみてくださいね!