のんびりと泳ぐ姿が愛くるしいラッコ!
しかし、ラッコは絶滅危惧種に指定されていることをご存知でしたか?
日本の水族館からも少しずつ数が減ってきておりますが、海外ではすでにラッコの輸出を停止しておりますので、いずれは水族館でラッコの姿を見ることができなくなるかもしれません。
絶滅危惧種に選ばれたラッコの減少の理由は一体何なのでしょうか?
また、対策方法についてご紹介します。
ラッコの減少の理由は?
ラッコの減少は1900年代に始まったとされており、それはラッコの毛皮が人気を博したためだったとされています。
ラッコは1日に自分の体重の25%の餌を食べると言われているほど大食漢であるため、アワビやうにを乱獲する害獣として漁業関連の仕事をして生計を立てている人達にとっては悩みの種でした。
ラッコの毛皮は動物の中で一番密度が高い、そして柔らかい毛皮であるため高級品として重宝され、当初は害獣も減るしいい収入源になると一石二鳥だったのでしょう。
しかし、乱獲され続けた結果、ラッコは絶滅寸前まで追い込まれることになってしまったのでした。
また、乱獲だけではなくシャチによる捕食や石油タンカー事故、伝染病などもラッコの数が減る原因になったとされています。
ラッコの絶滅を防ごう!対策はある?
ラッコの絶滅を防ぐために乱獲から一転、今度は保護活動が進められることとなりました。
絶滅を防ぐための対策としては、新たなラッコの毛皮の流通を止めること、石油タンカー事故などをはじめとした海の汚染を減少させることによってラッコの絶滅を防ぐための対策として行っているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は絶滅危惧種に選ばれたラッコの減少の理由は一体何?また、対策方法についてまとめてみました。
ラッコ減少は1900年代、高級品であったラッコの毛皮をとるために乱獲したことやシャチによる捕食、石油タンカー事故、伝染病など様々なことが原因で始まっているとされており、対策はラッコをとらない、海の環境を守ることによって絶滅を防ぐための対策になるということがわかりました。
皆様一人一人の環境への意識が、多くのラッコを救うための力になるのかもしれないですね!