ラッコといえば、ぷかぷか水に浮かびつつ、貝をコンコンっと上手に割って食べる姿を思い浮かべませんか?

しかし、ラッコが食べる貝の詳しい種類までご存知な方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

また、ラッコが貝を割るときも、イメージと少しちがうかもしれません。

今回は、ラッコが食べる貝の種類や割り方についてご紹介します。

ラッコが食べる貝の種類

ラッコ 貝 種類 割り方

野生のラッコが食べる貝の種類は、主にウニやホタテ、アワビ、ハマグリ、ウチムラサキ、ムール貝などを食べて生きているようです。

高カロリー、高コストの貝を食べるグルメであるということがわかりますね!

水族館のラッコの主食は、主にウチムラサキであることが多いそうです。

確かに、アワビやウニを毎日大量に食べられては、水族館が破産しかねないですものね。

それでも餌代は他のお魚たちに比べて飛び抜けて高いものですから、飼いたくてもラッコ飼育をすることができない水族館は少なくないそうですよ。

ラッコの貝の割り方は?

ラッコは石を抱えて貝を割るイメージを持っている方が多いと思うのですが、実は間違い!

本当は石をお腹の上に抱えて、貝の方を持って叩きつけているのですよ。

水族館で、壁やガラスに叩きつけるなどの姿をみたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あの行動は、どうしても割れない硬い貝のときであることが多いそうなのです。

それでも割れない貝の場合、殻ごと口の中に放り込んでバリバリと食べてしまうこともあるのだとか・・!

ラッコの食いしん坊な一面を垣間見ることができる瞬間ですね。

食い意地が張っているというわけではなく、食が生命維持に直結するラッコにとって、「食べることに対する貪欲さ」は生きていく上でとても重要なことなのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ラッコが食べる貝の種類や割り方についてまとめてみました。

野生のラッコは主にウニやホタテ、アワビ、ハマグリ、ウチムラサキ、ムール貝などを食べて暮らしており、貝の割り方はお腹の上に石をおいて貝を叩きつけることで割っているということがわかりました。

貝をお腹の上において石を叩きつけていたら、力が変にかかって貝が飛んでいってしまうこともあるでしょうし、間違えてお腹にドンッとぶつけてしまうと怪我をする可能性もありますからね。

自然に身についた知恵というのは本当にすごいと痛感しました!

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