カバは、基本的には草食です。
カバの胃の中での消化は肉を消化できるような機能は弱く、草食だという事は明らかです。
しかしながら、時にはワニや人間も食べられてしまうこともあるほどの凶暴な面もあるのがカバです。
なぜ、肉食ではないカバが人や動物を襲うのでしょうか。
今回は、こちらについてご紹介します。
カバが食べるものの謎について
冒頭で少し触れましたが、カバは草食でありながら、稀に肉を食べる事があります。
実は、草食動物のキリンやトナカイなどでも稀に肉を食べる事があるそうです。
その理由は、栄養失調などを防ぐために食べているからです。
これらの理由は、カバにも同じことが言えるでしょう。
もう一つの理由は、縄張り意識が高いことから起きています。
自分の縄張りに入ってきたものは、どんなものでも襲うのです。
本当にどんなものにも襲うのでしょうか?
時には仲間だって食べてしまう!?
カバは、集団行動をしています。
リーダーはもちろんオスのカバです。
縄張りに違うオスが侵入してくれば、家族を守るために戦います。
たとえ子どものカバだとしても闘います。
リーダーを務めるカバは、時には仲間のこどもも食べることがあります。
乗っ取ったオスのカバは、そこの群れにいる子どもを食べて、自分のリーダーの地位を守ろうとすることもあります。
このようなケースは稀にしかないそうですが、実際に行われているのは確認されています。
まとめ
いかがでしたか?
なぜカバは肉を食べる事があるのかという理由や、子どもを食べることもあるという理由が少しでも分かっていただけたでしょうか。
調べていて私自身感じた事は、カバは生き延びるためなら手段を選ばない動物なのだということです。
しかし人間でも同じことが言えるのではないかとも思いました。
人間は戦争をします。
縄張り意識があるからこそ、人間は戦争をしているのだと思います。
どの動物でも自分や自分の仲間を守るために手段を選ばず闘うものなのだと感じました。