メスのチンチラは妊娠や出産前後に病気にかかってしまいやすい事で知られています。
すでにペットとしてチンチラを飼われている方はご存知かと思いますが、この時の病気が命に関わってしまう事も珍しくありません。
では一体どのようにすれば病気がかかりにくくなるのでしょうか?
それを今回まとめていきたいと思います。
チンチラのメスって一体どんな病気にかかるの?
チンチラのかかってしまう病気は数多く存在しますが、メスのチンチラで一番気を付けなければならないものは子宮蓄膿症と子宮内膜炎です。
これらはチンチラの出産にともなう栄養失調とストレスが原因で患ってしまう事が多く、どちらも発病してしまったら早急に病院に連れて行く必要があります。
子宮蓄膿症とは?
子宮内に菌がわき、炎症を引き起こす恐ろしい病気です。
また、子宮内に膿が溜まってしまっているため、白い液体が陰部から出てくる場合があります。
他の症状としては水を大量に欲しがる、などの行動もみられます。
上記の症状が出たら要注意です。
子宮内膜炎とは?
出産後にかかりやすい病気です。
子宮内膜炎になると急激に食欲がなくなり、全く動かなくなります。
そしてストレスにより赤ちゃんに攻撃的になったり乳を与えなくなり、母親チンチラ自身も衰弱により亡くなってしまう恐れがあります。
子宮内膜炎を防ぐには、事前に酢でゲージを殺菌するなどの手段で衛生面を強化する手段もあります。
ただ、その場合は酢の匂いを残さないため、お湯で完全に洗い流してからチンチラを巣に戻してあげましょう。
まとめ
どうでしたか?
どちらもかわいいペットの命を奪ってしまいかねない恐ろしい病気です。
チンチラの、特に出産前後には細心の注意を払う必要があります。
普段以上にペットの様子を意識して、異変にすぐ気づけるようにしましょう。
いつも以上の愛情をもって接してストレスを感じさせないようこまめなケアも大切です。
そして、もし上のような症状がみられた場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。