チンチラはとてもストレスを感じ易く、また、ストレスに弱い動物です。
そのようなチンチラにとって、車での長時間の移動は、ストレスが最もかかる行動の1つではないでしょうか。
しかし、現代の人間が生活している環境を考えると、車での長距離移動というのは、特別なことではありません。
では、チンチラを長距離移動させる際の方法や、気をつけることはあるのでしょうか。
チンチラは車などでの長距離の移動が苦手?どうしたら良い?
チンチラにとって、ストレスの原因となる長距離移動。
いったいどうしたらストレスを少しでも減らしてあげることができるのでしょうか。
まず、移動用のキャリーを考えます。
最近では、小動物の人気が高いため、数多くのキャリーが販売されています。
その中で、「どのような物を選ぶか」ということになります。
チンチラは、大きな歯でいろいろなものをかじってしまいます。
それは、キャリーも同じことです。
仮にキャリーが布製やプラスチック製の場合、チンチラがかじって、その破片を飲み込んでしまうことも十分に考えられます。
そこで、少し重くはなりますが、頑丈なものや、噛んで飲み込んでしまっても害が無いものを選んであげる必要がありそうです。
また、環境の変化に敏感です。
特に温度変化には弱いため、通気性の良いものを選ぶといいそうです。
夏場はキャリーの内と外では、気温差が5℃あることも考えられるそうです。
冬場でも1℃の差はあるそうです。
そのため、通気性が良く、人間のいる空間と温度差が少ない物を選ぶようにしましょう。
構造的には、チンチラが自ら出入りできるもののほうが、キャリーに入れられるという感覚が薄いそうです。
無理やり入れられるよりも自ら入ると考えてくれた方が、ストレスがすくないのではないでしょうか。
また、キャリーに入れて長時間の移動が予定されたら、少し前からキャリーに慣れさせることが必要のようです。
当日、突然初めてのキャリーに入れられるよりも、あらかじめ少し慣れておいた方がストレスを感じ難いようです。
まとめ
小動物を入れて移動するキャリーも数多くの種類が販売されています。
その中でも、通気性が良く、頑丈なものを選んで、チンチラに慣れさせてから実際の移動に使うようにすると、ストレスが軽減されるそうです。
計画的に準備が必要なのですね。