「孤独なジョージ」として有名だったガラパゴス諸島の固有のゾウガメが2012年に絶えたことで、この種(ピンタゾウガメ)は絶滅したとされています。

絶滅には色々な原因があるのでしょうが、食肉用として乱獲されたことが原因のひとつとも言われています。

日本でもオオカミやコウモリなど色々な野生動物が絶滅しており、現在でも日本固有種はもとより世界中の野生動物が絶滅の危機にさらされているのが現状です。

全ての野生動物が「孤独なジョージ」にならないように素早い対策が求められています。

チーターは絶滅危惧種に指定されている?

チーター 絶滅危惧種 指定

チーターは絶滅危惧種に指定されているのでしょうか。

最初に言ってしまうとチーターはレッドリストに登録されていますが、まだ絶滅危惧種には指定されていません。

だからと言って決して「なーんだ、安心」というわけではありません。

現在の頭数は約7000頭を切っているとも言われていて、レッドリストでは絶滅危惧種の一歩手前の絶滅危急種に指定されています。

これはちょっとトラブルが起こればあっという間に絶滅危惧種、または絶滅をしても不思議ではない状態と言えます。

チーターはまだ絶滅危惧種に指定されてこそいませんが、限りなく絶滅危惧種に近い野生動物だということです。

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チーターが絶滅危惧種に指定されない理由は?

チーターは絶滅が心配されている野生動物ですが、現在は絶滅危惧種手前の絶滅危急種に指定されています。

生息数が約7000頭を割っていると言われており、絶滅危急種から絶滅危惧種に指定するべきだと言う声も多数に上がっているチーターですが、なぜ指定されないのでしょうか。

その理由にはチーターの行動範囲が大変に広く国立公園の外まで移動してしまい、また警戒心が強く神経質な性格も重なって正確な頭数を十分に把握することが難しいこともその原因のひとつになっているようです。

まとめ

動物園や国立公園で目にすることのできるチーターですが、他の野生動物にはない遺伝的な特殊性と生態などによって、常に絶滅の危機にさらされています。

いつか動物園以外では目にすることができなくなる日も来るかもしれません。

生き物の頂点に立つと言われている私達人間が、その絶滅の原因のひとつなってしまうことが多いのは残念なことですね。

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