水族館や動物園でみかけるカワウソ、可愛らしいルックスと見ている人を飽きさせない仕草から、とても人気が高いですよね。
そんなカワウソ達の中でも、今日はコツメカワウソという種類のカワウソさんをご紹介していきたいと思います。
コツメカワウソってどんなカワウソなのでしょうか?
実はコツメカワウソは、ワシントン条約で保護されている絶滅危惧種なのです。
ますます興味が湧いてきますね。
そんなコツメカワウソ、ペットとして飼育できるのでしょうか?
そして、もしできるとすれば、どのようにして飼育できるのか等、とても気になりますよね。
それでは彼らについて詳しく見ていきたいと思います。
コツメカワウソはペットとして飼育しても良いの?
上で少しご紹介したとおり、コツメカワウソは種の存続が危ぶまれている絶滅危惧種とされています。
そうだと知れば、そんな生き物の飼育は当然出来ないと考えますよね。
でも実は、ペットとしての飼育することは禁止されていません。
実際に日本国内でもペットとして飼われているコツメカワウソもいるようです。
このように希少な生き物のため、正規ルートでの輸出には様々な制限があります。
さらにその希少価値から流通価格も非常に高価で、最低でも60万円はくだりません。
そのようなことから2017年日本人の男性が、コツメカワウソの赤ちゃんを販売目的でタイから不法に国外に持ち出そうとして逮捕されるというニュースもありました…。
さらに、現在日本で販売されているコツメカワウソは、国内の動物園などで誕生した個体しかいないとされていますよ。
それでは、コツメカワウソの飼育方法についてみていきましょう。
コツメカワウソは水が大好きで、とても活発的に動き回ります。
好奇心も旺盛なので広い飼育スペースに加え、たくさん遊んであげることが必要となってきます。
また寒さには弱いので温度管理も必要です。
エサはフェレット用のドライフードや魚、鶏肉、貝類などをバランスよくあげると良いそうですよ。
もともとの価格が高価なうえ、空調など維持費も結構かかりますね。
また、体調を崩してしまっても診てくれる動物病院が限られています。
あと意外にも体臭がきついのだそうです。
あとは結構大きな声で鳴くそうなので、飼育する場所にも気を付ける必要がありそうですね。
まとめ
コツメカワウソの飼育についてまとめましたが、いかがでしたか?
とても可愛いのでペットとして飼いたくなりますが、経済面や環境面などをよく考えてから、飼育するならコツメカワウソにとっても人にとっても、両方が幸せになれるような環境を用意してあげたいものです。