アジアに住む唯一の大型ヒト科の動物といえば、オランウータンですが、現在絶滅の危機にあります。
森林伐採・密猟・地球温暖化・土地の開発が原因と言われ、ここ100年間の間で80パーセント減少しているようです。
オランウータンの種類は2種類で、ボルネオ島に生息する「ボルネオオランウータン」が約5~6万頭、スマトラ島に生息する「スマトラオランウータン」が約5000頭しかいないとされています。
そもそも、絶滅の危機にあるといわれるオランウータンですが、寿命はどれくらいでしょうか?
オラウータンの寿命は平均どれくらい?
野生のオランウータンは40年、飼育されているオランウータンは50年ぐらいの寿命といわれています。
ほとんどのオランウータンは、木の上で生活しているため、観察が難しいようですが、群れをつくらずに1頭・もしくは母と子で暮らしている場合が多いようです。
そして野生のオランウータンは40年くらい生きているようです。
動物園で長生きしたオランウータンは、だいたい50歳くらいで、世界最高齢と言われた多摩動物公園(東京都)のオランウータン「ジプシー」が、多摩動物園が開園した1958年から2017年9月27日まで飼育されたとのことです。
その時の推定年齢が62歳とのことなのでびっくりします。
まとめ
オランウータンの出産時の赤ちゃんの数は1頭、双子の報告はほとんどないようです。
赤ちゃんの命を落とす確率は非常に低いとのことです。
寿命はまだよくわかっていないが、野生のオランウータンの寿命は約40年で、飼育されているオランウータンの寿命は約50年と言われています。
飼育されているオランウータンで50年生きた例もたくさんあります。
スマトラでは、だいたい53歳くらいのメスが赤ちゃんを抱えて元気に過ごしているとの報告もあります。
オスに関してもだいたい55歳まで生きたという報告もあります。