じっとしていてあまり動かず、一日の大半を眠ってすごすナマケモノ。
人によっては、羨ましく思うかもしれませんね。
そのナマケモノ、愛らしい表情や人懐っこさから、近年はペットとしても人気上昇中なのだとか。
海外のみならず、日本でも飼育する人が増えているそうです。
でもいくらナマケモノがおとなしくてじっとしているからと言って、まったくおなかが減らず、何も食べなくてよいというわけではありません。
今回は、ペットとして飼育する時に、餌をどのように、どれくらいあげればよいかについて調べてみました。
ナマケモノを飼育する時の餌は?何がいいの?
ナマケモノには専用フードは売られていません。
ですので、リンゴ・バナナなどの果物や、小松菜・キャベツ・ニンジン・キュウリなどの野菜を買ってきて与えてください。
<ミツユビナマケモノの場合>
新鮮な野菜を1日1回あげましょう。
<フタユビナマケモノの場合>
日本国内でペットとして飼われているのは、ほとんどがこちらの種類のナマケモノです。
雑食性ですので、色々なものを食べてくれます。
野菜に加えて、バナナやリンゴなどの果実もバランスよく与えてあげましょう。
これらの餌は、最初は嫌がって食べないかもしれませんが、小さく切って口に入れてあげると食べるようになります。
あとは、天井から吊るしておくと食べてくれるようになるでしょう。
なお、水分については餌の果物や野菜から摂れるので、別途用意してあげる必要はありません。
ナマケモノが1日に摂る食事の量は?
ナマケモノは非常に少食なので、1日に食べる量は8gから10g程度で十分です。
少量ではありますが、毎日きちんと与えてあげてください。
まとめ
一日に10グラム足らずの餌で十分とは、人間からすると驚きですし、本当にこれだけでいいのかな?と心配になりそうですね。
むしろ、そういう心配からの与えすぎに注意してあげることが大事かもしれません。
それと、きちんと毎日与えてあげること。
人間にとってはほんの少しでも、ナマケモノにとっては一日の全食事です。
絶対に面倒くさがらず、気を付けてあげましょう。