トナカイといえばクリスマスシーズンにサンタクロースのソリを引いているイメージが強いと思います。
日本ではあまりなじみのない動物であることは事実なので、現実には存在しない動物だと思っている方もいるのではないでしょうか。
しかしトナカイは想像上の動物ではなく、地球上に現実に存在する動物なのです。
では一体トナカイは地球上のどのあたりで生息している動物なのでしょうか。
今回は、トナカイの生息地や分布についてまとめてみたいと思います。
トナカイの生息地はどこ?
トナカイはとても寒い北極圏に生息している動物です。
そのため寒冷のツンドラ地帯でも沈むことなく歩けるような体の構造をしています。
主にトナカイが生息する国としてノルウェーやフィンランドなどの北ヨーロッパの国があげられます。
また、ロシアのシベリア地方、アメリカのアラスカ地方にも生息しています。
トナカイというのは和名で、英語ではレインディアと呼ばれ、北アメリカ地方のトナカイはカリブーという名前で呼ばれています。
アイスランドやサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島などにも生息しているようですが、ここに生息しているトナカイは天然のトナカイではなく人為的に保存されているもののようです。
トナカイと共に暮らしているという先住民族も存在します。
ロシアの北のほうにヤマル半島という場所がありますが、そこに暮らすネネツ族と呼ばれる人たちはトナカイと一緒に生活をしており、彼らの暮らす場所はトナカイ村とも呼ばれています。
まとめ
今回はトナカイの生息地や分布についてまとめてみました。
トナカイが生息している場所は、日本からはかなり遠い北極圏の地域だということが分かりました。
トナカイはクリスマスのイメージがとても強い動物ですので、イメージとはピッタリの分布だといえるのではないでしょうか。
生息地が北極圏ということで、日本で見ることができないと思われがちですが、日本でも見る方法はあります。
北海道などには、トナカイを飼育している動物園や牧場などは存在しますので、トナカイをみてみたいという方は是非訪問してみてください。